よみ:ひねくれせっぽう
ひねくれ説法 歌詞
-
鶴丸国永,虎哉宗乙,梵天丸
- 2023.7.12 リリース
- 作詞
- 浅井さやか(One on One)
- 作曲
- YOSHIZUMI
- 編曲
- YOSHIZUMI
友情
感動
恋愛
元気
結果
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
「どなたかな?」
「えらい坊ぼうさんがいるって聞きいてさ、説法せっぽうを聞ききに来きた」
「…ほう」
教おしえてくれよ
隻眼せきがんの龍りゅうの師しよ
「そんなに聞ききたいか」
「いや、別べつに」
「……面白おもしろい」
「よろしい。お釈迦様しゃかさまはおっしゃった。
自みずからを燈明とうみょうとして拠より所どころとせよ、決けっして他人たにんをあてにするな、と」
自より燈明とうみょう 法燈ほうとう明めい
何事なにごとも他人ひとを頼たよるな
己おのれこそ 己おのれの主しゅ
自分じぶん自身じしんを律りっせよ
痛いたい時ときに「痛いたくない」と言いえ
泣なきたい時ときは笑わらえ
暑あつかったら「寒さむい」
寒さむかったら「暑あつい」
口ぐちでは逆ぎゃくを
ひねくれよ
目指めざせ へそ曲まがり!
WHOO!
「あれ? 伽羅きゃら坊ぼう、やんないのかい?」
「WHOO!」
「……」
隻手せきしゅと隻手せきしゅ
どちらの手てが鳴なっておる?
右手みぎか 左手ひだりか
「若わか、どう思おもわれるかな?」
「…どちらでもない」
「だよなあ。片方かたほうだけじゃ音おとは出でない。
両手りょうてがあって初はじめて音おとが出でる。」
「ふむ。それが答こたえと申もうすか?」
「いや」
「…?」
「こうすれば鳴なるぞ」
「……」
「はっはっはっ…若わか、見事みごとじゃ」
「人ひとに頼たよるなって教おしえておきながら、
一人ひとりじゃ生いきてはいけないって説とくのかい。
ははっ。さすがひねくれてる。なあ、伽羅きゃら坊ぼう」
「……」
「若わか」
その目めに何なにが見みえる?
その目めで何なにを見みる?
己おのれの外そとと内うち
見渡みわたせる心眼まなこ
決けっして曇くもらせるな
「はい」
「えらい坊ぼうさんがいるって聞きいてさ、説法せっぽうを聞ききに来きた」
「…ほう」
教おしえてくれよ
隻眼せきがんの龍りゅうの師しよ
「そんなに聞ききたいか」
「いや、別べつに」
「……面白おもしろい」
「よろしい。お釈迦様しゃかさまはおっしゃった。
自みずからを燈明とうみょうとして拠より所どころとせよ、決けっして他人たにんをあてにするな、と」
自より燈明とうみょう 法燈ほうとう明めい
何事なにごとも他人ひとを頼たよるな
己おのれこそ 己おのれの主しゅ
自分じぶん自身じしんを律りっせよ
痛いたい時ときに「痛いたくない」と言いえ
泣なきたい時ときは笑わらえ
暑あつかったら「寒さむい」
寒さむかったら「暑あつい」
口ぐちでは逆ぎゃくを
ひねくれよ
目指めざせ へそ曲まがり!
WHOO!
「あれ? 伽羅きゃら坊ぼう、やんないのかい?」
「WHOO!」
「……」
隻手せきしゅと隻手せきしゅ
どちらの手てが鳴なっておる?
右手みぎか 左手ひだりか
「若わか、どう思おもわれるかな?」
「…どちらでもない」
「だよなあ。片方かたほうだけじゃ音おとは出でない。
両手りょうてがあって初はじめて音おとが出でる。」
「ふむ。それが答こたえと申もうすか?」
「いや」
「…?」
「こうすれば鳴なるぞ」
「……」
「はっはっはっ…若わか、見事みごとじゃ」
「人ひとに頼たよるなって教おしえておきながら、
一人ひとりじゃ生いきてはいけないって説とくのかい。
ははっ。さすがひねくれてる。なあ、伽羅きゃら坊ぼう」
「……」
「若わか」
その目めに何なにが見みえる?
その目めで何なにを見みる?
己おのれの外そとと内うち
見渡みわたせる心眼まなこ
決けっして曇くもらせるな
「はい」