tumbler 歌詞 アイビーカラー ふりがな付

気きを遣つかいながら注そそいだお酒さけは弱よわいと聞きいてたから
いつもは殺風景さっぷうけいなワンルーム
君きみがいると際立きわだつナンセンス
もう誰だれにも邪魔じゃまをされない
二人ふたりだけの甘あまい世界せかい
タンブラーの氷こおりがとけるまで今いまは夢中むちゅうになろう

雨音あまおとが静寂せいじゃくを際立きわだたせる
このまま手てに触ふれることもなく終おわりそうで

探さぐる隙すきのない好すきのタイミングに
慌あわてっぱなしの僕ぼくだな
眠ねむる準備じゅんびを促うながすきっかけがわからない
中身なかみの減へらないタンブラー

心こころ踊おどらせて沸わかしたシャワーに君きみを先さきに行いかせた
何度なんども香かおり尽つくしたシャンプー
君きみがまとうとまた違ちがうフレグランス
いよいよ誤魔化ごまかしの効きかない
二人ふたりだけの甘あまい世界せかい
タンブラーのサワーは残のこしたまま
部屋べやのライト落おとしたミッドナイト

探さぐる隙すきのない好すきのタイミングに
慌あわてっぱなしの僕ぼくだな
交かわうスタートのさりげなさがわからない
二人ふたり背せを向むけたまま
探さぐる隙すきのない好すきのタイミングを
見みつけられぬまま終おわりそうだ
窓まどを叩たたく雨あめの音おとに
重かさなる君きみの寝息ねいきで幕まくを閉とじた