よみ:ふぃるむかめら
フィルムカメラ 歌詞
-
文藝天国
- 2023.9.20 リリース
- 作詞
- ko shinonome
- 作曲
- ko shinonome
友情
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しゃがみ込こんだ春はるの日差ひざし
麻薬まやく的てき快感かいかんを抱いだく。
磨すりガラスの様ような波間なみまで浮うかぶ
小ちいさな船ふねの上うえで君きみはいう。
「泣ないた後あとみたいだね」
そっと君きみの目めが服ふくを焦こがすほどに、僕ぼくを照てらす。
伸のばしきった君きみの手てが空そらを透すいて
光ひかりを切きった指ゆびの間あいだで今いま日ひが暮くれる。
風かぜの歌うたう音おと、君きみの鼓動こどう。
一ひとつ一ひとつを切きり取とって、しまっておくよ。
君きみの目めを見みつめるとき、そこに映うつった僕ぼくが見みえる。
君きみのこと、知しれば知しるほどに
僕ぼくは僕ぼくを知しっていくんだ。
一瞬いっしゅんの涙なみだを僕ぼくは見逃みのがしてしまう。
あとどれくらい君きみの咲さう顔かおを映うつせるだろう。
覗のぞくファインダー。君きみは僕ぼくの気きづかぬうちに、
渇かわき切きったこのパレットに絵えの具ぐをくれた。
櫂かいは撓しなるほど、進すすむもの。
一ひとつ一ひとつを切きり取とってしまっておくよ。
僕ぼくらだんだんと歳としをとった。
たくさん泣なかせてしまってごめんね。
貰もらってばかりのこの心こころだ。
ああ、次つぎの人生じんせいは僕ぼくが与あたえるから!
しわのふえた君きみの手てが頬ほおに触ふれて
冷つめたくなった瞼まぶたにキスを。視界しかいが晴はれる。
雨あめの伝つたう頬ほお、君きみの鼓動こどう
一ひとつ一ひとつを切きり取とって、しまっておくよ。
伸のばしきった君きみの手てが空そらを透すいて
光ひかりを切きった指ゆびの間あいだで僕ぼくは終おわる。
これが、最後さいごの一枚いちまいだ。君きみの愛あいだ!
フィルムの切きれた僕ぼくのカメラ。
麻薬まやく的てき快感かいかんを抱いだく。
磨すりガラスの様ような波間なみまで浮うかぶ
小ちいさな船ふねの上うえで君きみはいう。
「泣ないた後あとみたいだね」
そっと君きみの目めが服ふくを焦こがすほどに、僕ぼくを照てらす。
伸のばしきった君きみの手てが空そらを透すいて
光ひかりを切きった指ゆびの間あいだで今いま日ひが暮くれる。
風かぜの歌うたう音おと、君きみの鼓動こどう。
一ひとつ一ひとつを切きり取とって、しまっておくよ。
君きみの目めを見みつめるとき、そこに映うつった僕ぼくが見みえる。
君きみのこと、知しれば知しるほどに
僕ぼくは僕ぼくを知しっていくんだ。
一瞬いっしゅんの涙なみだを僕ぼくは見逃みのがしてしまう。
あとどれくらい君きみの咲さう顔かおを映うつせるだろう。
覗のぞくファインダー。君きみは僕ぼくの気きづかぬうちに、
渇かわき切きったこのパレットに絵えの具ぐをくれた。
櫂かいは撓しなるほど、進すすむもの。
一ひとつ一ひとつを切きり取とってしまっておくよ。
僕ぼくらだんだんと歳としをとった。
たくさん泣なかせてしまってごめんね。
貰もらってばかりのこの心こころだ。
ああ、次つぎの人生じんせいは僕ぼくが与あたえるから!
しわのふえた君きみの手てが頬ほおに触ふれて
冷つめたくなった瞼まぶたにキスを。視界しかいが晴はれる。
雨あめの伝つたう頬ほお、君きみの鼓動こどう
一ひとつ一ひとつを切きり取とって、しまっておくよ。
伸のばしきった君きみの手てが空そらを透すいて
光ひかりを切きった指ゆびの間あいだで僕ぼくは終おわる。
これが、最後さいごの一枚いちまいだ。君きみの愛あいだ!
フィルムの切きれた僕ぼくのカメラ。