余白を吐く 歌詞 青い子 ふりがな付

今日きょう、抜ぬけ出だして 一人ひとりを貪むさぼる
決きまり切きった理性りせいに耳みみをふさぐ
このまま逃にげれたら
息いきを詰つまらせて僕ぼくは泣ないた

目元めもとだけ模かたどって笑わらって
教室きょうしつの隅すみで心こころが大渋滞だいじゅうたい
笑顔えがおにも点数てんすうがあるらしい
そんな競争きょうそうがここでは必要ひつようなようだ

ああどうして笑わらっていられるものか
どうしようもない情緒じょうちょが
音おんを立たてる 黒くろく淀よどむ
ずっとずっと 感傷かんしょう、重おもいよ

教おしえて正解せいかいがうまくできないんだよ
瞳ひとみより落おちる果実かじつ
ねえどうして隠かくさないといけないこと
囚とらわれてもうオーバー 捨すてたい

見みられないように端はしでいないふり
教室きょうしつでは今日きょうも知しらない物語ものがたり
推論すいろんだけじゃ限界げんかいがあるらしい
端はしっこだけでも見みせ合あえたならいいな

今日きょう、抜ぬけ出だして 一人ひとりを貪むさぼる
帰がえりのチャイムに耳みみを向むける
息いきを吸すい込こんで僕ぼくはつぶやいた
何度なんども書かき直なおしたこと
待まって

はみ出だして遠とおくなって泣なきそうなこと聞きいてくれますか
教おしえて 正解せいかいがうまくできないけど
欠かけた状態じょうたいでもほら立だつの
明日あしたは息いきができるといいな
言葉ことばまでこみ上あげて取とりやめた感情かんじょうを
救すくい出だすのだ 僕ぼくは祈いのった