そりゃないぜ 歌詞 椎名慶治 ふりがな付

大おおきくコレってほどのモノはない
だからこそ「なんで?」って問とわれると言葉ことばに詰つまる
小ちいさな事こと全部ぜんぶは覚おぼえちゃいないけど
積つみ重かさねでやっぱ二人ふたりどうかなってさ

マジで考かんがえてみた
改善策かいぜんさくはないのかと
ディスカッションしたくてもスマホいじって
そこをちょっと責せめると
ソイツをソファーに投なげ捨すてて
「だったらもういい」って

そりゃないぜ

あんなに愛あいし合あった君きみをさ
手放てばなそうとしてるなんて
愚おろかって過去かこの僕ぼくは言いうだろう
こっちが悪者わるものでもいい
勿論もちろんそっちが正義せいぎとか
言いいたいわけじゃないよ

因ちなみにそこ
レストルーム
籠城ろうじょうスタート

放ほったらかしにされたソイツが
空気くうきも読よまず二人ふたりの嘘うそのない笑顔えがお映うつす
決断けつだんは呆気あっけなくブレてしマイソウル
そりゃそうだだって君きみを好すきなんだし

ドアをノックしてみた
君きみの心こころもノックしたい
ロックされたまんま問といかける
「僕ぼくの事ことは大事だいじかい?」
それに対たいし聞きこえたセリフは
「ねぇお腹なか空あいた」って

そりゃないぜ

どんなにクソ真面目まじめでもさ
暖簾のれんに腕押うでおしってやつを
味あじわって君きみがホント掴つかめない
愛あいしてるから許ゆるせること
愛あいしてるから許ゆるせないこと
まぁどっちにしても愛あい

何なに食たべたい
早はやく
出でておいでよ

なんだかんだズルズルこのままいっちゃうのもひとつ
しっかりきっちりはっきりスッキリさせんのもひとつ
やっぱりじっくり僕等ぼくらの未来みらいをここはひとつ
君きみの答こたえを聞きかせてくれやしないかい

そりゃないぜ

結局けっきょく大事だいじな言葉ことばは
何なにひとつ聞きけそうもない
僕等ぼくらの未来みらいに暗雲あんうん立たち込こめる
時じに降ふり出だす雨あめさえ
楽たのしんでしまえるまでは
もうちょいかかりそう

あんなに愛あいし合あった君きみをさ
手放てばなそうとしてるなんて
愚おろかって過去かこの僕ぼくは言いうだろう
こっちが悪者わるものでもいい
勿論もちろんそっちが正義せいぎとか
言いいたいわけじゃないよ

明日あしたは晴はれ
何処どこか
遠とおくへ行いこう