花のパレット 歌詞 鎌田琥珀 ふりがな付

一いち年ねん遅おくれで着始きはじめた 少すこし綺麗きれいな制服せいふく着きて
あなたみたいな花はなのパレット抱かかえ
階段かいだん駆かけ上あがる

あなたの優やさしい笑顔えがおに
いつも甘あまえてしまっている
挨拶あいさつをしたら帰かえってくる
優やさしい言葉ことば

一ひとつ下かの階かいで 溢あふれる笑わらい声ごえのなか
どこかですれ違ちがえると
目めを合あわすことができると

あなたを思おもって選えらんだの 花はなのパレット
お揃そろいの日々ひびをまた
過すごせるように追おいかけるから
待まっていてほしい

右手みぎてに抱かかえてる証あかし 今日きょうで卒業そつぎょうと記しるす紙かみ
たった一いち年ねん違ちがうだけなのに
どこか遠とおく感かんじた

鞄かばんを見比みくらべて気きづく
あなた傷きずついてきた数かずに
色しょくも周まわりも私わたしとは違ちがう
なにも知しらないと知しった

ジャージ忘わすれたとき
あなたに借かりに行いくから
わざと忘わすれたふりした
明日あしたからもうできない

あなたを思おもって選えらんだの 花はなのパレット
お揃そろいの日々ひびをまた
過すごせるように追おいかけるから
待まっていてほしい