ラブソングなんかにしてやんないわ 歌詞 ORCALAND ふりがな付

ラブソングなんかにしてやんないわ
あんたの事ことなんか
流行はやりの歌うたみたいに残のこせるくらい
安やすっぽい恋愛れんあいじゃないし
ラブソングなんかにしてやんないわ
あんたの事ことなんか
桜さくら舞まう季節きせつ 追おいかけて
走はしる 走はしる 青あおい春はると

出逢であいは放課ほうか後ごの カーテンなびく教室きょうしつで
隅すみっこでポツンとそっぽ向むいてたっけな
天邪鬼あまのじゃくみたいな君きみを
何故なぜかヒーローだなんて思おもった
変かわらないでいてくれてありがとう

不意ふいに見みせる 屈託くったくのないその瞳ひとみに
理由りゆうもないのに惹ひかれていた
あの頃ころから 恋こいに落おちていたの

ラブソングなんかにしてやんないわ
あんたの事ことなんか
流行はやりの歌うたみたいに残のこせるくらい
ドラマチックに描えがけないし
ラブソングなんかにしてやんないわ
あんたの事ことなんか
桜前線さくらぜんせんのその先さきで
アイに走はしる 君きみの隣となり

2階かい校舎こうしゃの隅すみっこ
埃ほこり被こうむるエレキギターみたいに
行ゆき交かう春はるを一人ひとり見送みおくった私わたしの
右みぎ手てを握にぎってくれた
真まっ直すぐな恋こいが二人ふたりを作つくった
変かわらない声こえで今日きょうも歩あるけるよ

永遠えいえんに描えがいた二人ふたりの未来みらい
ドラマの様ように進すすまなくても
冷さめることない道標みちしるべ
変かわらず 歩あるき続つづけよう

思おもい返かえす程ほど 涙なみだが溢あふれて 零こぼれてしまいそうな
甘あまくて少すこし苦にがい恋こい それでも 貴方あなたでよかった
ラブソングなんかにしてやんないわ
あんたの事ことなんか
歌うたになっちゃうくらいに
愛あいしているなんて
認みとめたくはないけど
ラブソングなんかにしてあげるのも
きっと悪わるくないわ
桜さくら舞まう道みちのその先さきへ
走はしる 走はしる 君きみと二人ふたり