俺だけがZU・BU・NU・RE…… (Story Ver.) 歌詞 挫・人間 ふりがな付

「水曜日すいようびは改札口かいさつぐちで 君きみは誰だれかを待まっていた
雲ぐものちぎれたひかりの底そこに 長ながい間あいだ立たっているのは
行ゆき交かう人ひとにもすぐに分わかった
こらえてもこぼれる涙なみだ こすった瞼まぶたが赤あかかった

……雨あめが降ふっていた
なぜ悲かなしみは悲かなしみと惹ひかれ合あうのだろう
なにもかも洗あらい流ながすはずの冷つめたい雨あめは
排水溝はいすいこうに吸すい込こまれ もう2度どと帰かえらない」

ZU・BU・NU・REだ……

抱だいて!踊おどれないなら
俺おれだけが 今日きょうもZU・BU・NU・RE
抱だいて!気きづけないから
傷きずつける前まえにZU・BU・NU・RE

灰はい……

自分勝手じぶんかってなダーリン
夜よるのケモノの中なかを彷徨さまよい歩あるく
腐くさる欲望よくぼう吸すっては
吐はき出だす君きみがキレイ

あらら またまた溺おぼれてる
青あおくアザが透すけてる 素シロいドレス
背中せなかに爪つめたて 言いう
愛あいの……愛あいのくせに
うう
閉とじて下ください 愛あいをあげます
裏切うらぎった夢ゆめがつめたい
ああ 誰だれもいないのなら
ぬくもりあげるから
ソレ だけ で好こうイ……
凍こごえそう……

食たべて……

抱だいて!忘わすれたいなら
俺おれだけが 今日きょうもZU・BU・NU・RE
抱だいて!踊おどれないなら
熟うれかけた果実かじつZU・BU・NU・RE
セク・シー セクシー
それつまり俺おれ
セク・シー セクシー
悲かなしみの光線こうせん
セク・シー セクシー
今夜こんやもまた
俺おれだけが!今日きょうも!ZU・BU・NU・RE!

灰はい……

わたし夢見ゆめみる人形にんぎょう
神様かみさまが望のぞむなら彷徨さまよい歩あるく
安やすいスリルに溺おぼれて
現実げんじつはもう見みない

あららまたまた ねじれてる
屋上おくじょうからはみ出だす 赤あかい果実かじつ
テレビドラマ眺ながめ 言いう
愛あいの ……愛あいのくせに!

うう
東京とうきょうの街まちでは役やくに立たてます
失うしなって 夢ゆめもみれない
ああ わたしいるから
愛あいをあげるから
無垢むく 無垢むく シて??
はじけそう

食たべて……

抱だいて!瞼まぶた閉とじるよ
また今日きょうも今日きょうもZU・BU・NU・RE
書かいて!あたしの歌うたを
売うれかけた果実かじつZU・BU・NU・RE
セク・シー セクシー
行いき詰づまる秒びょうで
セク・シー セクシー
悲かなしみの光線こうせん
セク・シー セクシー
今夜こんやもまた
この街まちの中なかでZU・BU・NU・RE!

灰はい……