大通おおどおり沿ぞいに目めもくれず 申もうし訳わけ程度ていどの礼れいを
細ほそい路地ろじに敷しかれたタイル 忙せわしなく数かぞえた
神様かみさまに言いわれた “この先さき立たち入いり禁止きんし”
疑うたがい方かたを知しらないから 気きにも止とめずに踏ふみ入いった
綺麗きれいに霞かすんでゆく 吸すい込こまれる けむり道みち
早送はやおくりで過すぎる街並まちなみ 数秒すうびょうの夕焼ゆうやけ空そらと
どこまでも交まじわらない 僕ぼくらの交差点こうさてん
神様かみさまに見みつかった あの白しろい夜よるを最後さいごに
溶とけゆくのを待まつだけ 完璧かんぺきに溶とけるのを
反転はんてんして見みたノベルが終おわった
高たかい塔とうが 厳おごそかに揺ゆれる
巨大きょだいな 虹色にじいろメトロノーム
あっちこっち 振ふれて振ふれて
どうして彼女かのじょは誇ほこらしげなんだろう
早はやいレジを選えらぶ 無言むごんの選手権せんしゅけん
いつも躊躇ためらって 並ならべやしない
聞きこえてくるんだ 無情むじょうの星ほしが
飛とび交かっていた あの会話かいわが
マーマレードは嫌きらいさ
ママはパパに夢中むちゅう
マーガレットは綺麗きれいさ
かき消けす為ために唱となえる
高たかい塔とうが 不規則ふきそくに揺ゆれる
巨大きょだいな モノクロメトロノーム
あっちこっち 触ふれて震ふるえて
そうして彼女かのじょは小説しょうせつになった
大通おおどおり沿ぞいに目めもくれず 申もうし訳わけ程度ていどの礼れいを
細ほそい路地ろじに敷しかれたタイル 忙せわしなく数かぞえた
大通oodooりri沿zoいにini目meもくれずmokurezu 申mouしshi訳wake程度teidoのno礼reiをwo
細hosoいi路地rojiにni敷shiかれたkaretaタイルtairu 忙sewaしなくshinaku数kazoえたeta
神様kamisamaにni言iわれたwareta “このkono先saki立taちchi入iりri禁止kinshi”
疑utagaいi方kataをwo知shiらないからranaikara 気kiにもnimo止toめずにmezuni踏fuみmi入iったtta
綺麗kireiにni霞kasuんでゆくndeyuku 吸suいi込koまれるmareru けむりkemuri道michi
早送hayaokuりでride過suぎるgiru街並machinaみmi 数秒suubyouのno夕焼yuuyaけke空soraとto
どこまでもdokomademo交majiわらないwaranai 僕bokuらのrano交差点kousaten
神様kamisamaにni見miつかったtsukatta あのano白shiroいi夜yoruをwo最後saigoにni
溶toけゆくのをkeyukunowo待maつだけtsudake 完璧kanpekiにni溶toけるのをkerunowo
反転hantenしてshite見miたtaノベルnoberuがga終oわったwatta
高takaいi塔touがga 厳ogosoかにkani揺yuれるreru
巨大kyodaiなna 虹色nijiiroメトロノmetoronoームmu
あっちこっちatchikotchi 振fuれてrete振fuれてrete
どうしてdoushite彼女kanojoはha誇hokoらしげなんだろうrashigenandarou
早hayaいiレジrejiをwo選eraぶbu 無言mugonのno選手権sensyuken
いつもitsumo躊躇tameraってtte 並naraべやしないbeyashinai
聞kiこえてくるんだkoetekurunda 無情mujouのno星hoshiがga
飛toびbi交kaっていたtteita あのano会話kaiwaがga
マmaーマレmareードdoはha嫌kiraいさisa
ママmamaはhaパパpapaにni夢中muchuu
マmaーガレットgarettoはha綺麗kireiさsa
かきkaki消keすsu為tameにni唱tonaえるeru
高takaいi塔touがga 不規則fukisokuにni揺yuれるreru
巨大kyodaiなna モノクロメトロノmonokurometoronoームmu
あっちこっちatchikotchi 触fuれてrete震furuえてete
そうしてsoushite彼女kanojoはha小説syousetsuになったninatta
大通oodooりri沿zoいにini目meもくれずmokurezu 申mouしshi訳wake程度teidoのno礼reiをwo
細hosoいi路地rojiにni敷shiかれたkaretaタイルtairu 忙sewaしなくshinaku数kazoえたeta