マーブル冴える 歌詞 不知火フレア ふりがな付

雑多ざったに塗ぬりたくられた
絵えの具ぐでぬかるんだ世界せかいを歩あるく
どこへでもゆけたけどどこだって同おなじさ
濁にごったキャンバスで、君きみだけが映ばえていた

自分じぶんのためだけに描えがいた
僕ぼくは僕ぼく以外いがいを愛あいせなかった
息いきを吸すい込こみ吐はき出だす それだけの毎日まいにちに
君きみが、君きみだけが映はえていた

優やさしい嘘うそより傷きずつく真実しんじつが良いいよ
孤独こどくな自由じゆうより 君きみといる不自由ふじゆうが
良いいよ

夢中むちゅうになった
夢中むちゅうになった
瞬間しゅんかん 五里霧中ごりむちゅうになった
宇宙うちゅう・未来みらい・週末しゅうまつが晴はれるかより
君きみを分わかりたい
夢中むちゅうになった
夢中むちゅうになった
瞬間しゅんかん 筆ふでは宙ちゅうに舞まった
僕ぼくら一ひとつになれないよ
混まざらないし濁にごらないよ
ふたり、マーブルが冴さえる

小ちいさな諍いさかいと許ゆるしと罰ばつとを
分わけ合あって世界せかいは回まわる
みんな器用きように笑わらうよな
そういうところ嫌きらい
君きみが、君きみだけが本当ほんとうだ

優やさしく奪うばうより傷きずつけても与あたえたいよ
孤独こどくで満みちるより 君きみといて満みたされずに
居いたいよ

夢中むちゅうになって
夢中むちゅうになって
空間くうかん 色彩しきさい爆はぜた
見失みうしなってもすぐわかるのさ
君きみは美うつくしい
夢中むちゅうになって
夢中むちゅうになって呼よんだ
言葉ことば宙ちゅうに舞まった
僕ぼくら一ひとつになれないし
だから君きみに触ふれたかった

ご覧らん こんなに饒舌じょうぜつになったのに
言いいそびれたことなら山やまほどあるさ
路地裏ろじうらで猫ねこを見みたとか
雨上あめあがりの夕映ゆうばえが綺麗きれいだとか
君きみといる不自由ふじゆうが心地ここちいいとか。

夢中むちゅうになった
夢中むちゅうになった
瞬間しゅんかん 五里霧中ごりむちゅうになった
御大層ごたいそうな未来みらい予想よそう図ずより
君きみを信しんじたい
夢中むちゅうになった
夢中むちゅうになった
瞬間しゅんかん 筆ふでは宙ちゅうに舞まった
僕ぼくら一ひとつになれないよ
混まざらないし濁にごらないよ
嗚呼ああ 只ただふたり
マーブルが冴さえる
冴さえる

雑多ざったに塗ぬりたくられた
絵えの具ぐでぬかるんだ世界せかいを歩あるく
どこへでもゆけるけどどこだって同おなじさ
濁にごったキャンバスで、僕ぼくらだけが映ばえている