“痛いたいくらいにキスをしよう”
逃にげ出だしたその姿すがたが愛いとおしいよ
歪ゆがんだ視界しかいさえも晴はれるような
とっておきの愛あいし方かたで
たとえば巨大きょだいな陰謀いんぼうで
はたまた誰だれかのくしゃみ一ひとつで
今夜こんや世界せかいが終おわるとしたら
最後さいごの一口ひとくちは君きみにあげるわ
大抵たいていは気楽きらくなもんさ 誰だれも彼かれも
正ただしさで傷きずは治なおらないのに
微笑ほほえみを一ひとつ頂戴ちょうだい
それだけで不埒ふらちなことも行おこなえる
“痛いたいくらいにキスをしよう”
僕ぼくはずっと そんなことを考かんがえてたんだよ
共感きょうかんの一ひとつも得えられそうにない
傷きずだらけのエンドロールで
痛いたいくらいに 永遠えいえんのキスをしよう
エンジェルは偽物にせものだった
騒さわぎ立たつタブロイド 銀ぎんのピンセット
そして僕ぼくは街角まちかどの喫茶店きっさてん
君きみからの報しらせを気長きながに待まつのも良いい
君きみを守まもる強つよさが 僕ぼくにだって欲ほしいから
心変こころがわりのラウンドツーを 今いまか今いまかと
届とどかない距離きょりでも 手てを伸のばしてみなくちゃ
目一杯めいっぱいの力ちからで それがルール
アイウォンチュー
アイニージュー
アイラブユーベイベー
よく似にた代用品だいようひんが跋扈ばっこしてる
産うみ落おとされて誰だれもがあてもなく
善ぜんと悪あくのベンチマークでサンドバッグ
エンドレスの線せんと線せんと点てんと点てん
互たがいに振ふり翳かざした掌てのひらの傷きずを
数かぞえて二人ふたりで笑わらい合あおうよ
今いますぐに羽はねを休やすめて
そっと もっと ぎゅっと
“痛いたいくらいにキスをしよう”
僕ぼくはずっと そんなことを考かんがえてたんだよ
共感きょうかんの一ひとつも得えられそうにない
傷きずだらけのエンドロールで
“痛いたいくらいにキスをしよう”
逃にげ出だしたその姿すがたが愛いとおしいよ
同情どうじょうの余地よちもない あまりに脆もろい
僕ぼくらだけのエル・ドラードで
痛いたいくらいに 永遠えいえんのキスをしよう
“2024年ねん秋あき
僕ぼくらは相変あいかわらず傷きずだらけで
来くるべき最悪さいあくを想像そうぞうしては
居心地いごこちを悪わるくしてる
それでも僕ぼくは君きみを愛あいしてる
メリーバッドエンド
この世界せかいのすべて
僕ぼくのすべて”
“痛itaいくらいにikurainiキスkisuをしようwoshiyou”
逃niげge出daしたそのshitasono姿sugataがga愛itoおしいよoshiiyo
歪yugaんだnda視界shikaiさえもsaemo晴haれるようなreruyouna
とっておきのtotteokino愛aiしshi方kataでde
たとえばtatoeba巨大kyodaiなna陰謀inbouでde
はたまたhatamata誰dareかのくしゃみkanokusyami一hitoつでtsude
今夜konya世界sekaiがga終oわるとしたらwarutoshitara
最後saigoのno一口hitokuchiはha君kimiにあげるわniageruwa
大抵taiteiはha気楽kirakuなもんさnamonsa 誰dareもmo彼kareもmo
正tadaしさでshisade傷kizuはha治naoらないのにranainoni
微笑hohoeみをmiwo一hitoつtsu頂戴choudai
それだけでsoredakede不埒furachiなこともnakotomo行okonaえるeru
“痛itaいくらいにikurainiキスkisuをしようwoshiyou”
僕bokuはずっとhazutto そんなことをsonnakotowo考kangaえてたんだよetetandayo
共感kyoukanのno一hitoつもtsumo得eられそうにないraresouninai
傷kizuだらけのdarakenoエンドロendoroールruでde
痛itaいくらいにikuraini 永遠eienのnoキスkisuをしようwoshiyou
エンジェルenjeruはha偽物nisemonoだったdatta
騒sawaぎgi立taつtsuタブロイドtaburoido 銀ginのnoピンセットpinsetto
そしてsoshite僕bokuはha街角machikadoのno喫茶店kissaten
君kimiからのkarano報shiraせをsewo気長kinagaにni待maつのもtsunomo良iいi
君kimiをwo守mamoるru強tsuyoさがsaga 僕bokuにだってnidatte欲hoしいからshiikara
心変kokorogaわりのwarinoラウンドツraundotsuーをwo 今imaかka今imaかとkato
届todoかないkanai距離kyoriでもdemo 手teをwo伸noばしてみなくちゃbashiteminakucha
目一杯meippaiのno力chikaraでde それがsoregaルruールru
アイウォンチュaiuonchuー
アイニainiージュjuー
アイラブユairabuyuーベイベbeibeー
よくyoku似niたta代用品daiyouhinがga跋扈bakkoしてるshiteru
産uみmi落oとされてtosarete誰dareもがあてもなくmogaatemonaku
善zenとto悪akuのnoベンチマbenchimaークkuでdeサンドバッグsandobaggu
エンドレスendoresuのno線senとto線senとto点tenとto点ten
互tagaいにini振fuりri翳kazaしたshita掌tenohiraのno傷kizuをwo
数kazoえてete二人futariでde笑waraいi合aおうよouyo
今imaすぐにsuguni羽haneをwo休yasuめてmete
そっとsotto もっとmotto ぎゅっとgyutto
“痛itaいくらいにikurainiキスkisuをしようwoshiyou”
僕bokuはずっとhazutto そんなことをsonnakotowo考kangaえてたんだよetetandayo
共感kyoukanのno一hitoつもtsumo得eられそうにないraresouninai
傷kizuだらけのdarakenoエンドロendoroールruでde
“痛itaいくらいにikurainiキスkisuをしようwoshiyou”
逃niげge出daしたそのshitasono姿sugataがga愛itoおしいよoshiiyo
同情doujouのno余地yochiもないmonai あまりにamarini脆moroいi
僕bokuらだけのradakenoエルeru・ドラdoraードdoでde
痛itaいくらいにikuraini 永遠eienのnoキスkisuをしようwoshiyou
“2024年nen秋aki
僕bokuらはraha相変aikaわらずwarazu傷kizuだらけでdarakede
来kuるべきrubeki最悪saiakuをwo想像souzouしてはshiteha
居心地igokochiをwo悪waruくしてるkushiteru
それでもsoredemo僕bokuはha君kimiをwo愛aiしてるshiteru
メリmeriーバッドエンドbaddoendo
このkono世界sekaiのすべてnosubete
僕bokuのすべてnosubete”