春待歌 歌詞 諏訪ななか アニメ「精霊幻想記2」エンディングテーマ ふりがな付

心こころにピンと張はる 想おもいが奏かなでる色彩しきさいは
優やさしくてどこか哀かなしい音おとでした

うつむき揺ゆれる蕾つぼみ (Spring breeze, please)
春風はるかぜはまだ遠とおい (reach for me)
近ちかすぎて 遠とおい距離きょり
絡からまる記憶きおく 面影おもかげが重かさなる

ずっと待まってる あたたかい光ひかりと影かげ
春はるをまとう人ひとよ
その孤独こどく 痛いたみを 弱音よわねさえも聞ききたいの
ひとりじゃないんだよ

懐なつかしい声こえが記憶きおくと繋つながり 縁ふちどった 知しらない背中せなかに
静しずかに手てを添そえた

雪ゆきの重おもさに打うたれ (Spring Breeze, please)
傾かしげた蕾つぼみはきっと (believe in me)
たおやかに 連つらなって
季節きせつを運はこぶ歌うたになるのでしょう
君きみへ届とどけ

遠とおい日ひの約束やくそく 無邪気むじゃきすぎた春色はるいろ薫かおる空そら
迷まようたび この歌うたで照てらしたい
離はなれても ひとりじゃないんだよ

風かぜは(フワリ)光ひかりを帯おびて(キラリ)頬ほおを撫なでる
「もう離はなさない」とこぼれ落おちた涙なみだ
冬ふゆを溶とかしてく

春はるをまとう人ひとよ
優やさしさと孤独こどくに苦くるしまないで
臆病おくびょうなところも そのままがいい
ずっとずっと隣となりにいたいの
春風はるかぜに抱だかれて
揺ゆるがない決意けついの帰かえる場所ばしょになりたいの
これ以上いじょう優やさしすぎる旋律せんりつが曇くもらないように
想おもいを重かさねて