ALONENESS 歌詞 Who-ya Extended ふりがな付

黒くろい雨あめの中なか 弧こを描えがく鳥とり
染しみ込こんだ羽根はねの 重おもさも知しらずに
陰かげっていく空そらを ただ見みつめていたんだ
何色なにいろでもない水溜みずたまり 虚むなしさ溶とかして

満みたされた世界せかい 心こころ齧かじられたい
飲のまれていくひとり 引ひき込こまれる誰だれもかも

温ぬくもりで奪うばって混まざって 欠かけたままの心こころの臓ぞうを
愛あいと呼よぶには脆もろく ありふれて散ちらばって
笑わらうほど 痛いたくて痛いたくて 閉とじないままの空白くうはくを
言葉ことばにすれば脆もろく 剥はがれ落おちていく欠片かけら

誰だれかに笑わらって 誰だれかを泣なかして
寄より添そうふりして 擦すり減へらし また泣ないている

6インチの世界せかいで 恋こいを探さがした
明日あしたに追おわれ飽あきて 心こころ乾かわく時とき
ひび割われさまよって 逃にげ方かたを覚おぼえたんだ
傷きずを縫ぬって絡からまった 糸いとを切きって

痛いたみを燃もやして照てらして 木こ漏もれぶ孤この独どくを
瞼まぶた閉とじればうつる 見慣みなれていた静寂せいじゃくを
灯ともしても 暗くらくて暗くらくて ただ見みつけて欲ほしくて
影かげに沿そって見みつける 生いき抜ぬく為ための光ひかり