千年奏者 歌詞 花譜,Albemuth ふりがな付

グレースケールの空そらが曖昧あいまいに揺ゆれた
運命うんめいに打うたれるぼくらそこにいた
そっと壊こわれてく惑星わくせいに生うまれ
傷きずつきあった心臓しんぞうの鼓動こどうが共鳴ひびいてる

蒼穹そうきゅうの吹ふき溜だまりにいる孤独こどくたちの出会であい(ふたり)
涙なみだ泳およいで今いま交まじわる魂たましい ah

世界せかいを滅ほろぼす愚おろかなぼくらだけど
終おわりの日ひまであらいざらい触ふれて溶とけあって
だれも知しらない夜明よあけに奏かなであおう
銀河ぎんがのようにとどまることない唄うたを

記号きごう化かされる
恋こいも記憶きおくも夢ゆめも
なにが本当ほんとうかだんだん靄もやかかって
形而上けいじじょうの戦争せんそう
ぼくらの本当ほんとうはどこにあるでしょう
確たしかなもの探さがしているよ

悲かなしみを抱だきとめる星ほしの上うえでほころぶ花はな (ふたり)
生うまれる意味いみは誰だれかに会あうために ah
ずっと古代まえから

世界せかいをただよう愚おろかなぼくらだけど
消きえてゆくまで今いま、未来みらい、繋つながっていたい
この身み散ちらしても想おもいがあるならいい
やっと分わかるあふれた感情かんじょう
そう君きみと…
一ひとつになって…
彼方かなたへ…

世界せかいを滅ほろぼす愚おろかなぼくらだけど
終おわりの日ひまであらいざらい触ふれて溶とけあって
だれも知しらない夜明よあけに奏かなであおう
濁にごりない心こころをむすんで

世界せかいを滅ほろぼす愚おろかなぼくらだけど
すべてが塵ちりに変かわってもどうか覚おぼえてて
燃もえるいのちで模かたどる愛あいの肖像しょうぞう
何年なんねん経たっても聞きこえてくるだろう
永遠えいえんさえも知しらず手てに入はいれた
銀河ぎんがのようにとどまることない唄うたが