数寄屋橋エレジー 歌詞
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あの橋はしに佇たたずずむ人ひとは 誰だれを待まつ
人ひとは変かわれど
数寄屋橋すきやばしの顔かおは
いつも変かわらない
来こぬ人ひとは 来こぬ人ひとは
遙はるかなる旅たびに立たちしを 君きみは知しらず
夜霧流よぎりながれても
数寄屋橋すきやばしの顔かおは
いつも変かわらない
風吹かぜふけば 風吹かぜふけば
想おもい出では 川かわのネオンにゆらめきて
泣なく人ひともあれど
数寄屋橋すきやばしの顔かおは
いつも変かわらない
馬骨
2022/12/30 06:14
1954年(昭和29年)菊田一夫作詞、古関裕而作曲の歌である・・君の名で一世を風靡した君の名はの数寄屋橋は永遠に待ち人橋として残るであろう・・時は移り春樹と真知子でなく、A君とB女の間でも数寄屋橋で会える人逢えない人といるであろう・・しかし橋は変わらず全ての人の喜びと悲しみと涙を一身に引き受け続けるであろう・・フイクションは実は事実に基づいて虚構として構築され、夢も事実に基づいて夢見るのである・・数寄屋橋はそれを知っている・・