ハロー(始まり) 歌詞 東京カランコロン ふりがな付

ハロー
世界せかいは笑わらって終おわった
なんでもない火曜日かようびに
ハロー
誰だれにも慈悲じひなんてないよ
くだらない平和へいわごっこさ

ハロー
世界せかいは笑わらって終おわった
口くちに入いれた瞬間しゅんかんに
ハロー
準備じゅんびはしてるわけない
でも全すべて望のぞみ通とおりさ

ゴミに紛まぎれて覗のぞく君きみの絵え
まるで太陽たいようみたいで
色いろの無なくした僕ぼくは今いまでも
眩まぶしくて直視ちょくしできないんだ

世紀末せいきまつを超こえたあたりで
人類じんるいは滅ほろぶべきだった
こんなにも美うつくしい花はなを
美うつくしいと言いえないのだから

ハロー
小ちいさな言葉ことばが今いまも
記憶きおくに群むらがっている
冷つめたい数字すうじで示しめされた温度おんどに
情なさけなくて泣なきたくなった

渇かわいた喉のどにひっかかって出でない
何なにかに苦くるしめられて
毎日少まいにちすこしだけ今いますぐ世界せかいが
終おわることを期待きたいしているのさ

世紀末せいきまつを超こえたあたりで
人類じんるいは滅ほろぶべきだった
こんなにも醜みにくい僕ぼくを
醜みにくいと笑わらってくれないのだから

淡あわくなった部屋へやで生うまれる
また新あたらしい小ちいさな命いのちが
ハロー