御国おくにの為ために花咲はなさかせて
散ちり逝ゆく事ことが美うつくしくて
大事だいじな人ひとを守まもる為ために
逆さからう事ことは許ゆるされない
父とうさん母かあさん
どうかお元気げんきで
家族かぞくはお願ねがいします
神風かみかぜに乗のり空そらに飛とび立たてばほら
突つき進すすみ雲闇くもやみから花はなと散ちる
生いきて帰かえると誓ちかいあった日々ひびは
見送みおくり手てをふる人ひとの遠とおい影かげ
先逝さきゆく友ともよ 勇敢ゆうかんな死し
命燃いのちもやして 今いまいざ行いかん
嗚呼ああ
『死しにたくない』
愛あいする人ひとよ
それじゃまたね
靖国やすくにで逢あえたのなら
その骨ほねを抱だき共ともに泣ないて下ください。
君きみよりも弱よわい僕ぼくの為ために
悲かなしすぎるよ 生うまれ落おちた理由りゆう
孤独こどくに怯おびえる人ひとの遠とおい春はる
路地裏ろじうらに咲さく花はなでもいいから
神風かみかぜに乗のり空そらに飛とび立たてばほら
突つき進すすみ雲闇くもやみから花はなと散ちる
生いきて帰かえると誓ちかいあった日々ひびは
粉々こなごなに吹ふき飛とばされ
胸むねの手紙てがみよ 届とどけて下ください
瓦礫がれきの中なかから愛あいを込こめて 『さよなら』
御国okuniのno為tameにni花咲hanasaかせてkasete
散chiりri逝yuくku事kotoがga美utsukuしくてshikute
大事daijiなna人hitoをwo守mamoるru為tameにni
逆sakaらうrau事kotoはha許yuruされないsarenai
父touさんsan母kaaさんsan
どうかおdoukao元気genkiでde
家族kazokuはおhao願negaいしますishimasu
神風kamikazeにni乗noりri空soraにni飛toびbi立taてばほらtebahora
突tsuきki進susuみmi雲闇kumoyamiからkara花hanaとto散chiるru
生iきてkite帰kaeるとruto誓chikaいあったiatta日々hibiはha
見送miokuりri手teをふるwofuru人hitoのno遠tooいi影kage
先逝sakiyuくku友tomoよyo 勇敢yuukanなna死shi
命燃inochimoやしてyashite 今imaいざiza行iかんkan
嗚呼aa
『死shiにたくないnitakunai』
愛aiするsuru人hitoよyo
それじゃまたねsorejamatane
靖国yasukuniでde逢aえたのならetanonara
そのsono骨honeをwo抱daきki共tomoにni泣naいてite下kudaさいsai。
君kimiよりもyorimo弱yowaいi僕bokuのno為tameにni
悲kanaしすぎるよshisugiruyo 生umaれre落oちたchita理由riyuu
孤独kodokuにni怯obiえるeru人hitoのno遠tooいi春haru
路地裏rojiuraにni咲saくku花hanaでもいいからdemoiikara
神風kamikazeにni乗noりri空soraにni飛toびbi立taてばほらtebahora
突tsuきki進susuみmi雲闇kumoyamiからkara花hanaとto散chiるru
生iきてkite帰kaeるとruto誓chikaいあったiatta日々hibiはha
粉々konagonaにni吹fuきki飛toばされbasare
胸muneのno手紙tegamiよyo 届todoけてkete下kudaさいsai
瓦礫garekiのno中nakaからkara愛aiをwo込koめてmete 『さよならsayonara』