猫の町 歌詞 初音ミク ふりがな付

今日きょうは卒業式そつぎょうしき
信しんじたものが消きえていく
さようならに興味きょうみはない

電車でんしゃを待まってると
野良猫のらねこが傍かたわらで座すわる
君きみも待まっているの？

情なさけのような眼差まなざしで見上みあげて
猫ねこが声こえを出だした

逃にげ出だして
特急列車乗とっきゅうれっしゃのって
溢あふれ出だすカラーの世界せかいへ
ねえ、何なにもなくてもいいんだよね
すべてを投なげ捨すてて

忘わすれちゃって
時ときを止とめて
あの町まちにはできないことは
ないんだよと
知しってほしいよ
これは最終搭乗さいしゅうとうじょうコールだ

大人おとなのように
魔法まほうを信しんじるのをやめた
モノクロの存在そんざい

心臓しんぞうの鼓動こどうを
感かんじられなくなって
嘘うそをついた
そろそろ行いかないと

電車でんしゃがやっと来きて
僕ぼくは立たち上あがる
声こえが聞きこえる

逃にげ出だして
特急列車乗とっきゅうれっしゃのって
溢あふれ出だすカラーの世界せかいへ
ねえ、何なにもなくてもいいんだよね
すべてを投なげ捨すてて

忘わすれちゃって
時ときを止とめて
あの町まちにはできないことは
ないんだよと
知しってほしいよ
これは最終搭乗さいしゅうとうじょうコールだ

行いかなくちゃ
ずっと子供こどもの夢ゆめを見みるのはだめだよ
この世界せかいには奇跡きせきなんてないんだ
といつも言いわれた
猫ねこの街まちに信しんじてみたい
けど物語ものがたりはもう卒業そつぎょうした
そんなノスタルジアは要いらないのに
どうして涙なみだがあふれるの？

乗車券買じょうしゃけんかって
特急列車乗とっきゅうれっしゃのっちゃって
溢あふれ出だすカラーの世界せかいへ
ねぇ、何なにもなくても
大丈夫だいじょうぶだよ
すべてを投なげ捨すてた

忘わすれちゃって
時ときを止とめて
あの町まちにはできないことは
ないんだよと
わかってるんだよ
僕ぼくも野良猫のらねこになっちゃった