よみ:きつねのしょうじょとすずのね
狐の少女と鈴の音 歌詞
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願ねがうのは ただ一ひとつ
人間にんげんになりたかった
鳴なり響ひびく 鈴すずの音ねは
気きがつけば 消きえていたんだ
いつもより目線めせんは高たかく
いつもより世界せかいは広ひろく
弾はずむように 一歩一歩いっぽいっぽ
灯あかり灯ともる町まちのほうへ
でも現実げんじつはそう残酷ざんこくで
耳みみをつままれ 尾おをひっぱられ
服ふくは擦すり切きれ 毛けは抜ぬけ落おちて
もう やめてよ 涙止なみだとまんないよ
怖こわいんだ もう怖こわいんだ
人間にんげんなんて大嫌だいきらいだ
夢ゆめはやっぱり夢ゆめのままで
それさえも翳かすんで消きえてゆく
駆かけ出だして やっと気付きづいた
手持てもち無沙汰ぶさたな前足まえあしは
辛つらいときに流ながす涙なみだ
拭ぬぐうためにあるんだね
朝あさが来きた 私わたしは独ひとり
君きみが来きた 君きみは一人ひとり
昔々むかしむかしに鈴すずをくれた
君きみももう 大おおきくなったね
鳥居とりいの前まえでしょんぼりしてた
私わたしを見みて君きみは目めを開ひらいて
隣となりに座すわり覗のぞき込こむように
私わたしを見みつめて微笑ほほえむの
嬉うれしかった 嬉うれしかった
心こころに沁しみる温ぬくもり
うなだれてた耳みみが動うごく
ぎこちなく私わたしも笑わらい返かえす
ありがとう そうありがとう
こんなときにいう言葉ことば
喉のどの峠とうげを越こえられずに
胸むねにしまいこんだ
出会であったのは 夏なつの日ひで
君きみはここで 泣ないていたよね
恐こわる恐こわる 近ちかづいた私わたしを見みて
君きみは私わたしの頭あたまを 撫なでてくれた
あのときにもらった鈴すずは
今いまは胸むねのポケットに
歩あるくたびに鳴なり響ひびいて
困こまることだらけだったんだよ
それでもね でもそれでもね
捨すてられなかったんだよ
私わたしが私わたしであるために
ずっと これからも
伝つたえたい 今伝いまつたえたい
今いままでのこと全すべてを
言葉ことばで伝つたえられるのにね
なぜか声こえが出でてこないんだ
俯うつむいてやっと気付きづいた
手持てもち無沙汰ぶさたな前足まえあしで
君きみの首元くびもとに しがみつき
小ちいさく 笑わらいかけた
人間にんげんになりたかった
鳴なり響ひびく 鈴すずの音ねは
気きがつけば 消きえていたんだ
いつもより目線めせんは高たかく
いつもより世界せかいは広ひろく
弾はずむように 一歩一歩いっぽいっぽ
灯あかり灯ともる町まちのほうへ
でも現実げんじつはそう残酷ざんこくで
耳みみをつままれ 尾おをひっぱられ
服ふくは擦すり切きれ 毛けは抜ぬけ落おちて
もう やめてよ 涙止なみだとまんないよ
怖こわいんだ もう怖こわいんだ
人間にんげんなんて大嫌だいきらいだ
夢ゆめはやっぱり夢ゆめのままで
それさえも翳かすんで消きえてゆく
駆かけ出だして やっと気付きづいた
手持てもち無沙汰ぶさたな前足まえあしは
辛つらいときに流ながす涙なみだ
拭ぬぐうためにあるんだね
朝あさが来きた 私わたしは独ひとり
君きみが来きた 君きみは一人ひとり
昔々むかしむかしに鈴すずをくれた
君きみももう 大おおきくなったね
鳥居とりいの前まえでしょんぼりしてた
私わたしを見みて君きみは目めを開ひらいて
隣となりに座すわり覗のぞき込こむように
私わたしを見みつめて微笑ほほえむの
嬉うれしかった 嬉うれしかった
心こころに沁しみる温ぬくもり
うなだれてた耳みみが動うごく
ぎこちなく私わたしも笑わらい返かえす
ありがとう そうありがとう
こんなときにいう言葉ことば
喉のどの峠とうげを越こえられずに
胸むねにしまいこんだ
出会であったのは 夏なつの日ひで
君きみはここで 泣ないていたよね
恐こわる恐こわる 近ちかづいた私わたしを見みて
君きみは私わたしの頭あたまを 撫なでてくれた
あのときにもらった鈴すずは
今いまは胸むねのポケットに
歩あるくたびに鳴なり響ひびいて
困こまることだらけだったんだよ
それでもね でもそれでもね
捨すてられなかったんだよ
私わたしが私わたしであるために
ずっと これからも
伝つたえたい 今伝いまつたえたい
今いままでのこと全すべてを
言葉ことばで伝つたえられるのにね
なぜか声こえが出でてこないんだ
俯うつむいてやっと気付きづいた
手持てもち無沙汰ぶさたな前足まえあしで
君きみの首元くびもとに しがみつき
小ちいさく 笑わらいかけた