触ふれた指ゆびの先さき もう忘わすれたはずのソレがそこに眠ねむってた
どどどどどどどうやら
昨日二時半頃金猿きのうにじはんころきんさるに抱だかれ 歩あるく君きみを見みたせいらしい らしい
最後さいごのチャイムで ぱっぱららっぱらら
あの日ひに全すべて忘わすれたはずが 心こころから剥はがせない
あの日愛ひあいが形かたちなして 生うまれた三みっつの吹ふき出物でもの
気きづかぬうちに膨ふくらんで 真まっ黒くろなウサギになった
いつの間まにか僕ぼくの 足たりない頭あたまも消きえちゃって
気きづけばこのウサギに操あやつられていた
図書室としょしつが居場所いばしょ そんなところも僕ぼくと似にていると感かんじてた
窓側左斜まどがわひだりななめ奥おくの席せきに座すわる君きみはとても遠とおく
話はなしかけることすらできずいた
ああ 時ときは過すぎ君きみはアカ抜ぬけて 知しらない影かげに囲かこまれ 消きえた
ウサギが泣ないた
その綺麗きれいな黒髪くろかみに 日ひに日ひに赤あかが混まざり出だして
僕ぼくは黒くろい図書室としょしつで 愛あいの終おわりを感かんじていた
指先ゆびさきまで黒くろの 僕ぼくに赤あかが混まざることは
どんなに叫さけんだって もう二度にどとないの
赤あかに染そまった僕ぼくの背せを 見下みおろす僕ぼくは笑わらっていた
さよなら 愛いとしき人ひとよ その日ひからこの霞立かすみたつ
街まちにふわふわりと さまよい続つづけて早三年はやさんねん
君きみは知しらぬ誰だれかと 虹にじを描えがいてる頃ころだろう
触fuれたreta指yubiのno先saki もうmou忘wasuれたはずのretahazunoソレsoreがそこにgasokoni眠nemuってたtteta
どどどどどどどうやらdododododododouyara
昨日二時半頃金猿kinounijihankorokinsaruにni抱daかれkare 歩aruくku君kimiをwo見miたせいらしいtaseirashii らしいrashii
最後saigoのnoチャイムchaimuでde ぱっぱららっぱららpappararapparara
あのano日hiにni全subeてte忘wasuれたはずがretahazuga 心kokoroからkara剥haがせないgasenai
あのano日愛hiaiがga形katachiなしてnashite 生uまれたmareta三mixtuつのtsuno吹fuきki出物demono
気kiづかぬうちにdukanuuchini膨fukuらんでrande 真maっxtu黒kuroなnaウサギusagiになったninatta
いつのitsuno間maにかnika僕bokuのno 足taりないrinai頭atamaもmo消kiえちゃってechatte
気kiづけばこのdukebakonoウサギusagiにni操ayatsuられていたrareteita
図書室tosyoshitsuがga居場所ibasyo そんなところもsonnatokoromo僕bokuとto似niているとteiruto感kanじてたjiteta
窓側左斜madogawahidarinanaめme奥okuのno席sekiにni座suwaるru君kimiはとてもhatotemo遠tooくku
話hanaしかけることすらできずいたshikakerukotosuradekizuita
ああaa 時tokiはha過suぎgi君kimiはhaアカaka抜nuけてkete 知shiらないranai影kageにni囲kakoまれmare 消kiえたeta
ウサギusagiがga泣naいたita
そのsono綺麗kireiなna黒髪kurokamiにni 日hiにni日hiにni赤akaがga混maざりzari出daしてshite
僕bokuはha黒kuroいi図書室tosyoshitsuでde 愛aiのno終oわりをwariwo感kanじていたjiteita
指先yubisakiまでmade黒kuroのno 僕bokuにni赤akaがga混maざることはzarukotoha
どんなにdonnani叫sakeんだってndatte もうmou二度nidoとないのtonaino
赤akaにni染soまったmatta僕bokuのno背seをwo 見下mioろすrosu僕bokuはha笑waraっていたtteita
さよならsayonara 愛itoしきshiki人hitoよyo そのsono日hiからこのkarakono霞立kasumitaつtsu
街machiにふわふわりとnifuwafuwarito さまよいsamayoi続tsuduけてkete早三年hayasannen
君kimiはha知shiらぬranu誰dareかとkato 虹nijiをwo描egaいてるiteru頃koroだろうdarou