猫耳コンプレックス 歌詞 初音ミク ふりがな付

白しろい三角さんかくの耳みみと長ながい尻尾隠しっぽかくして
今日きょうも街まちに出でかける
どうか誰だれにもバレませんように!

友達ともだちと違ちがう見みた目め 昔むかしからコンプレックスで
いつも自信じしんがもてない 猫背ねこぜがちな毎日まいにち

そんな私わたしに手てを差さし伸のべる
君きみのことなんだか いつもいつでも気きになって

猫舌ねこしたで猫ねこかぶりで臆病おくびょうな自分じぶんがヤダ
逃にげ道みちばかり探さがして 小ちいさく丸まるまってたけど
キライなとこもまとめて私わたしのままでいいんだって
君きみが教おしえてくれた 前足まえあしを空そらにかざす

帰かえり道みちで見みつけた フワフワの猫ねこじゃらし
遊あそびたくてウズウズ 見みないふりしてガマン

そんな私わたしのことかまわずに
君きみはしゃがみこんで 「少すこし遊あそんで行いこうよ!」

猫ねこの手ても借かりたいほど忙いそがしすぎる毎日まいにち
カレンダーに増ふえてゆく 君きみと笑わらった思おもい出で
昨日きのうよりも少すこしだけ自分じぶんのこと好すきになった
聞きこえないように「ありがとう」
猫ねこなで声こえでつぶやく

背筋伸せすじのばして 尻尾しっぽふりながら
後うしろ足あしを踏ふみ出だした

猫ねこも杓子しゃくしも誰だれでも カンペキな人ひとはいない
それぞれ悩なやみながら なんとかかんとか割わりきって

猫舌ねこしたで猫ねこかぶりで臆病おくびょうな自分じぶんだけど
逃にげずに前まえを向むいて 君きみと一緒いっしょに歩あるこう
無理むりして変かわらなくても私わたしのままでいいんだって
君きみが教おしえてくれた 前足まえあしを空そらにかざす

三角さんかくの耳みみを風かぜが揺ゆらす