紫陽花あじさいの丘おかから見みた
穏おだやかな由比ゆいの浜辺はまべ
幼おさないふたりの目めには
遠とおい島しまのように映うつった
あれは儚はかない夏なつの淡あわい恋こいの炎えん
消きえない線香花火せんこうはなび
今いまも胸むねに抱だいたままで
些細ささいな事ことで喧嘩けんかしたきり
私わたしサヨナラも言いえずに
大人おとなになったけど
今いまも覚おぼえているの
あの日ひの約束やくそくを
いつかまた逢あえたなら
今度こんどこそ連つれてって
賑にぎやかなあの海うみへ
小ちいさな駅えきを降おりれば
強者きょうしゃも夢ゆめの後あとで
憧あこがれた遠とおい島しまは
あまりに近ちかくなり過すぎて
何度なんども夏なつを見送みおくり
穏おだやかな人ひとと出会であい
それでも線香花火せんこうはなび
今いまも胸むねに抱だいたままで
偶然町ぐうぜんまちですれ違ちがっても
知しらぬ顔かおで通とおり過すぎた
横顔覚よこがおおぼえてる
今いまも元気げんきでいると
あなたに伝つたえたい
それは叶かなわない夢ゆめ
弔とむらいの街角まちかどに
あの夏なつが遠とおざかる
散ちり際さいの奇麗きれいな華はなを蕾つぼみのまま
いつまでも握にぎりしめてた
あの日ひからずっとずっと
今いまも元気げんきでいると
あなたに伝つたえたい
それは叶かなわない夢ゆめ
弔とむらいの街角まちかどに
あの夏なつが遠とおざかる
紫陽花ajisaiのno丘okaからkara見miたta
穏odaやかなyakana由比yuiのno浜辺hamabe
幼osanaいふたりのifutarino目meにはniha
遠tooいi島shimaのようにnoyouni映utsuったtta
あれはareha儚hakanaいi夏natsuのno淡awaいi恋koiのno炎en
消kiえないenai線香花火senkouhanabi
今imaもmo胸muneにni抱daいたままでitamamade
些細sasaiなna事kotoでde喧嘩kenkaしたきりshitakiri
私watashiサヨナラsayonaraもmo言iえずにezuni
大人otonaになったけどninattakedo
今imaもmo覚oboえているのeteiruno
あのano日hiのno約束yakusokuをwo
いつかまたitsukamata逢aえたならetanara
今度kondoこそkoso連tsuれてってretette
賑nigiやかなあのyakanaano海umiへhe
小chiiさなsana駅ekiをwo降oりればrireba
強者kyousyaもmo夢yumeのno後atoでde
憧akogaれたreta遠tooいi島shimaはha
あまりにamarini近chikaくなりkunari過suぎてgite
何度nandoもmo夏natsuをwo見送miokuりri
穏odaやかなyakana人hitoとto出会deaいi
それでもsoredemo線香花火senkouhanabi
今imaもmo胸muneにni抱daいたままでitamamade
偶然町guuzenmachiですれdesure違chigaってもttemo
知shiらぬranu顔kaoでde通tooりri過suぎたgita
横顔覚yokogaooboえてるeteru
今imaもmo元気genkiでいるとdeiruto
あなたにanatani伝tsutaえたいetai
それはsoreha叶kanaわないwanai夢yume
弔tomuraいのino街角machikadoにni
あのano夏natsuがga遠tooざかるzakaru
散chiりri際saiのno奇麗kireiなna華hanaをwo蕾tsubomiのままnomama
いつまでもitsumademo握nigiりしめてたrishimeteta
あのano日hiからずっとずっとkarazuttozutto
今imaもmo元気genkiでいるとdeiruto
あなたにanatani伝tsutaえたいetai
それはsoreha叶kanaわないwanai夢yume
弔tomuraいのino街角machikadoにni
あのano夏natsuがga遠tooざかるzakaru