あの夏なつのはじめみんなで行いった鎌倉かまくらに
夏なつが終おわる頃ころもう一度出いちどでかけたのは
ふたりだけの秘密ひみつだから
一緒いっしょに撮とった写真しゃしんは一枚いちまいもないけれど
待まち合あわせした駅えきも
車窓しゃそうから見みた町まちも
特別とくべつに輝かがやいてた
サヨナラもないかわりに
はじまりもなかった恋こいに
そっと名前なまえを付つけたなら
鎌倉かまくらの海うみに流ながそう
参道さんどうを逸それて一駅分いとえきぶんを歩あるいたね
君きみと見みた景色けしきが思おもい出でに変かわらぬよう
こっそり撮とった君きみの写真しゃしんは
浜辺はまべの風景ふうけいにピンボケの横顔よこがおだけ
出会であった由比ゆいケ浜はまも
青春せいしゅんに逢あえる駅えきも
駅前えきまえの赤あかいポストも
忘わすれない時ときが過すぎても
はじまりのなかった恋こいを
一人ひとりこうして歩あるけるのは
あの夏君なつきみと逢あえたから
海うみの見みえる懐なつかしい店みせ
夏なつの三叉路さんさろを越こえて
音おとのない街まちをふたり歩あるいたね
今いまでも覚おぼえてる
サヨナラもないかわりに
はじまりもなかった季節きせつ
巻まき戻もどしても巻まき戻もどせない
江えノ電でんに揺ゆられた季節きせつ
忘わすれない時ときが過すぎても
淋さびしさに似にた優やさしさを
あの夏君なつきみがくれたから
あのano夏natsuのはじめみんなでnohajimeminnade行iったtta鎌倉kamakuraにni
夏natsuがga終oわるwaru頃koroもうmou一度出ichidodeかけたのはkaketanoha
ふたりだけのfutaridakeno秘密himitsuだからdakara
一緒issyoにni撮toったtta写真syashinはha一枚ichimaiもないけれどmonaikeredo
待maちchi合aわせしたwaseshita駅ekiもmo
車窓syasouからkara見miたta町machiもmo
特別tokubetsuにni輝kagayaいてたiteta
サヨナラsayonaraもないかわりにmonaikawarini
はじまりもなかったhajimarimonakatta恋koiにni
そっとsotto名前namaeをwo付tsuけたならketanara
鎌倉kamakuraのno海umiにni流nagaそうsou
参道sandouをwo逸soれてrete一駅分itoekibunをwo歩aruいたねitane
君kimiとto見miたta景色keshikiがga思omoいi出deにni変kawaらぬようranuyou
こっそりkossori撮toったtta君kimiのno写真syashinはha
浜辺hamabeのno風景fuukeiにniピンボケpinbokeのno横顔yokogaoだけdake
出会deaったtta由比yuiケke浜hamaもmo
青春seisyunにni逢aえるeru駅ekiもmo
駅前ekimaeのno赤akaいiポストposutoもmo
忘wasuれないrenai時tokiがga過suぎてもgitemo
はじまりのなかったhajimarinonakatta恋koiをwo
一人hitoriこうしてkoushite歩aruけるのはkerunoha
あのano夏君natsukimiとto逢aえたからetakara
海umiのno見miえるeru懐natsuかしいkashii店mise
夏natsuのno三叉路sansaroをwo越koえてete
音otoのないnonai街machiをふたりwofutari歩aruいたねitane
今imaでもdemo覚oboえてるeteru
サヨナラsayonaraもないかわりにmonaikawarini
はじまりもなかったhajimarimonakatta季節kisetsu
巻maきki戻modoしてもshitemo巻maきki戻modoせないsenai
江eノno電denにni揺yuられたrareta季節kisetsu
忘wasuれないrenai時tokiがga過suぎてもgitemo
淋sabiしさにshisani似niたta優yasaしさをshisawo
あのano夏君natsukimiがくれたからgakuretakara