ボクは 悲かなしみの夜よるや
淋さみしい夜更よふけは いつも
砂浜すなはまで膝ひざを抱かかえて
眼めを閉とじてみる
寄よせる波なみを聴ききながら
いろんな事考ことかんがえる
少年しょうねんの頃ころの心こころ
何処どこに行いってしまった
君きみの小ちいさな誤あやまち
許ゆるす事ことできないで
大切たいせつな 人ひとを一人ひとり
失なくしたんだ あの頃ころ
皆みな 見みせかけの恋こいや
形かたちだけの愛あいばかり
もう一度いちど 君きみに逢あえたら
この海見うみみせたい
忙いそがし過すぎる時間じかんと
人ひとと人ひととの間あいだで
落おとし物ものしてきた様ような
想おもいしたら また来くる
海うみよ 元気げんきでいろよと
強つよく生いきろと ひとつ
言いってくれ そして夕陽ゆうひで
照てらしておくれ
ボクbokuはha 悲kanaしみのshimino夜yoruやya
淋samiしいshii夜更yofuけはkeha いつもitsumo
砂浜sunahamaでde膝hizaをwo抱kakaえてete
眼meをwo閉toじてみるjitemiru
寄yoせるseru波namiをwo聴kiきながらkinagara
いろんなironna事考kotokangaえるeru
少年syounenのno頃koroのno心kokoro
何処dokoにni行iってしまったtteshimatta
君kimiのno小chiiさなsana誤ayamaちchi
許yuruすsu事kotoできないでdekinaide
大切taisetsuなna 人hitoをwo一人hitori
失naくしたんだkushitanda あのano頃koro
皆mina 見miせかけのsekakeno恋koiやya
形katachiだけのdakeno愛aiばかりbakari
もうmou一度ichido 君kimiにni逢aえたらetara
このkono海見umimiせたいsetai
忙isogaしshi過suぎるgiru時間jikanとto
人hitoとto人hitoとのtono間aidaでde
落oとしtoshi物monoしてきたshitekita様youなna
想omoいしたらishitara またmata来kuるru
海umiよyo 元気genkiでいろよとdeiroyoto
強tsuyoくku生iきろとkiroto ひとつhitotsu
言iってくれttekure そしてsoshite夕陽yuuhiでde
照teらしておくれrashiteokure