夜よると朝あさのあいだに
ひとりの私わたし
天使てんしの歌うたを聞きいている
死人しにんのように
夜よると朝あさのあいだに
ひとりの私わたし
指ゆびを折おっては くりかえす
数かずはつきない
遠とおくこだまを
ひいている
鎖くさりにつながれた
むく犬いぬよ
おまえも静しずかに眠ねむれ
おまえも静しずかに眠ねむれ
夜よると朝あさのあいだに
ひとりの私わたし
散ちるのを忘わすれた一枚いちまいの
花はなびらみたい
夜よると朝あさのあいだに
ひとりの私わたし
星ほしが流ながれて消きえても
祈いのりはしない
夜よるの寒さむさに
たえかねて
夜明よあけを待まちわびる
小鳥ことりたち
おまえも静しずかに眠ねむれ
おまえも静しずかに眠ねむれ
夜yoruとto朝asaのあいだにnoaidani
ひとりのhitorino私watashi
天使tenshiのno歌utaをwo聞kiいているiteiru
死人shininのようにnoyouni
夜yoruとto朝asaのあいだにnoaidani
ひとりのhitorino私watashi
指yubiをwo折oってはtteha くりかえすkurikaesu
数kazuはつきないhatsukinai
遠tooくこだまをkukodamawo
ひいているhiiteiru
鎖kusariにつながれたnitsunagareta
むくmuku犬inuよyo
おまえもomaemo静shizuかにkani眠nemuれre
おまえもomaemo静shizuかにkani眠nemuれre
夜yoruとto朝asaのあいだにnoaidani
ひとりのhitorino私watashi
散chiるのをrunowo忘wasuれたreta一枚ichimaiのno
花hanaびらみたいbiramitai
夜yoruとto朝asaのあいだにnoaidani
ひとりのhitorino私watashi
星hoshiがga流nagaれてrete消kiえてもetemo
祈inoりはしないrihashinai
夜yoruのno寒samuさにsani
たえかねてtaekanete
夜明yoaけをkewo待maちわびるchiwabiru
小鳥kotoriたちtachi
おまえもomaemo静shizuかにkani眠nemuれre
おまえもomaemo静shizuかにkani眠nemuれre