うしろ 姿すがたの
女おんなの背中せなかに
細ほそい径みちがある
径みちをたどれば
女おんなの胸むねには
涙なみだの谷たにがある
忘わすれてくれなんて
言いうから忘わすれない
矢車やぐるまの矢車やぐるまの
花はなを一輪いちりん
もういち度夢どゆめひとつ
咲さかせてみたい
恋こいをなくした
女おんなの頬ほほには
白しろい河かわがある
河かわをくだれば
女おんなの瞳ひとみに
涙なみだの海うみがある
愛あいしすぎたことに
どんな罪つみがあるの
矢車やぐるまの矢車やぐるまの
花はなは乱みだれて
実みのらない恋こいひとつ
しおれて消きえた
思おもい出でさがす
女おんなの心こころに
暗くらい坂さかがある
坂さかをのぼれば
女おんなの棲すむ町まち
涙なみだの町まちがある
あなたが帰かえるまで
心こころに灯ひをともし
矢車やぐるまの矢車やぐるまの
花はなを一輪いちりん
あきらめたこの胸むねに
飾かざって待まつわ
うしろushiro 姿sugataのno
女onnaのno背中senakaにni
細hosoいi径michiがあるgaaru
径michiをたどればwotadoreba
女onnaのno胸muneにはniha
涙namidaのno谷taniがあるgaaru
忘wasuれてくれなんてretekurenante
言iうからukara忘wasuれないrenai
矢車yagurumaのno矢車yagurumaのno
花hanaをwo一輪ichirin
もういちmouichi度夢doyumeひとつhitotsu
咲saかせてみたいkasetemitai
恋koiをなくしたwonakushita
女onnaのno頬hohoにはniha
白shiroいi河kawaがあるgaaru
河kawaをくだればwokudareba
女onnaのno瞳hitomiにni
涙namidaのno海umiがあるgaaru
愛aiしすぎたことにshisugitakotoni
どんなdonna罪tsumiがあるのgaaruno
矢車yagurumaのno矢車yagurumaのno
花hanaはha乱midaれてrete
実minoらないranai恋koiひとつhitotsu
しおれてshiorete消kiえたeta
思omoいi出deさがすsagasu
女onnaのno心kokoroにni
暗kuraいi坂sakaがあるgaaru
坂sakaをのぼればwonoboreba
女onnaのno棲suむmu町machi
涙namidaのno町machiがあるgaaru
あなたがanataga帰kaeるまでrumade
心kokoroにni灯hiをともしwotomoshi
矢車yagurumaのno矢車yagurumaのno
花hanaをwo一輪ichirin
あきらめたこのakirametakono胸muneにni
飾kazaってtte待maつわtsuwa