何故なぜに陽炎かげろうはゆらめいて
黄泉よみへと誘いざなう澪標みおつくしか
遙はるか紺碧こんぺきの空そらと海うみ
すべてをのみ込こむあの蒼あおさよ
還かえらぬ日ひの想おもいを胸むねに抱いだく季節とき
儚はかなき泡沫あわのような運命さだめのものたちも
果はてしない輪廻みちを彷徨さまよえるのなら
いつも ずっと ずっと傍そばにいてあげる
赤あかい花弁はなびらが落おちる瞬間とき
数多あまたの生命いのちが誕生うまれ逝ゆくの
幾千いくせんの歳月としつきを波なみが弄もてあそぶ
麗うららかな陽ひの中なかで私わたしも風かぜになる
大空おおぞらを花はなが埋うめ尽つくすように
海うみをもっと もっと抱だきしめてあげる
やがて きっと きっと永遠とわは刹那せつなに去さって
だけど ずっと ずっと此処ここにいてあげる
ただ風かぜが吹ふいている
何故nazeにni陽炎kagerouはゆらめいてhayurameite
黄泉yomiへとheto誘izanaうu澪標miotsukushiかka
遙haruかka紺碧konpekiのno空soraとto海umi
すべてをのみsubetewonomi込koむあのmuano蒼aoさよsayo
還kaeらぬranu日hiのno想omoいをiwo胸muneにni抱idaくku季節toki
儚hakanaきki泡沫awaのようなnoyouna運命sadameのものたちもnomonotachimo
果haてしないteshinai輪廻michiをwo彷徨samayoえるのならerunonara
いつもitsumo ずっとzutto ずっとzutto傍sobaにいてあげるniiteageru
赤akaいi花弁hanabiraがga落oちるchiru瞬間toki
数多amataのno生命inochiがga誕生umaれre逝yuくのkuno
幾千ikusenのno歳月toshitsukiをwo波namiがga弄moteasoぶbu
麗uraらかなrakana陽hiのno中nakaでde私watashiもmo風kazeになるninaru
大空oozoraをwo花hanaがga埋uめme尽tsuくすようにkusuyouni
海umiをもっとwomotto もっとmotto抱daきしめてあげるkishimeteageru
やがてyagate きっとkitto きっとkitto永遠towaはha刹那setsunaにni去saってtte
だけどdakedo ずっとzutto ずっとzutto此処kokoにいてあげるniiteageru
ただtada風kazeがga吹fuいているiteiru