何なにも辛つらくない 少すこし疲つかれただけ
ずっと笑わらえるほど さほど強つよくない
音おとも無なく 降ふりしきる雨あめに 洗あらわれてゆく
逢あいたくて いつか旅立たびだった 姿すがたに
錆さび付ついた身体からだが 乾かわいた声こえで笑わらう 静しずかに
それは何なにかが壊こわれだす音おと
誰だれにも聞きこえない 誰だれにも届とどかない メッセージ
何なにも変かわることもなく巡めぐる 世界せかい
影かげを追おいかける いつも届とどかない
昇のぼる階段かいだんも ここで終おわりだね
足下あしもとに 暗くらい暗くらい夜よるが 広ひろがってゆく
踏ふみ出だせば 疲つかれたこの僕ぼくを 包つつみ込こむ
ひとりは鳥とりになった ひとりは眠ねむりついた 真夜中まよなか
同おなじ時代ときに生うまれてきたのに
遠とおくに見みえる地平線ちへいせん 昇のぼり始はじめる日ひが やさしく
堕おちる身体からだを 旅立たびだつ君きみを 照てらす
世界せかいのどこかでは 出会であうこともない 誰だれかの
命いのち、灯火ともしびが消きえていく
紅あかく染そまる土つちと 蒼あおくやさしい空そらは 繋つながる
少すこし 少すこしばかり 悲かなしいね ねえ?
何naniもmo辛tsuraくないkunai 少sukoしshi疲tsukaれただけretadake
ずっとzutto笑waraえるほどeruhodo さほどsahodo強tsuyoくないkunai
音otoもmo無naくku 降fuりしきるrishikiru雨ameにni 洗araわれてゆくwareteyuku
逢aいたくてitakute いつかitsuka旅立tabidaったtta 姿sugataにni
錆saびbi付tsuいたita身体karadaがga 乾kawaいたita声koeでde笑waraうu 静shizuかにkani
それはsoreha何naniかがkaga壊kowaれだすredasu音oto
誰dareにもnimo聞kiこえないkoenai 誰dareにもnimo届todoかないkanai メッセmesseージji
何naniもmo変kaわることもなくwarukotomonaku巡meguるru 世界sekai
影kageをwo追oいかけるikakeru いつもitsumo届todoかないkanai
昇noboるru階段kaidanもmo ここでkokode終oわりだねwaridane
足下ashimotoにni 暗kuraいi暗kuraいi夜yoruがga 広hiroがってゆくgatteyuku
踏fuみmi出daせばseba 疲tsukaれたこのretakono僕bokuをwo 包tsutsuみmi込koむmu
ひとりはhitoriha鳥toriになったninatta ひとりはhitoriha眠nemuりついたritsuita 真夜中mayonaka
同onaじji時代tokiにni生uまれてきたのにmaretekitanoni
遠tooくにkuni見miえるeru地平線chiheisen 昇noboりri始hajiめるmeru日hiがga やさしくyasashiku
堕oちるchiru身体karadaをwo 旅立tabidaつtsu君kimiをwo 照teらすrasu
世界sekaiのどこかではnodokokadeha 出会deaうこともないukotomonai 誰dareかのkano
命inochi、灯火tomoshibiがga消kiえていくeteiku
紅akaくku染soまるmaru土tsuchiとto 蒼aoくやさしいkuyasashii空soraはha 繋tsunaがるgaru
少sukoしshi 少sukoしばかりshibakari 悲kanaしいねshiine ねえnee?