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この人気も「計画通り」だ!「DEATH NOTE」の中毒性

2006年10月~2007年6月に放送された、アニメ「DEATH NOTE」をご存知ですか?映画「デスノート the Last name」と同時期に放送され、社会現象を巻き起こした作品です。手に汗握る頭脳戦、ハラハラするサスペンス!いまだに多くのファンを魅了し続け、2020年にはミュージカル公演も決定している「DEATH NOTE」!本記事ではその魅力を紹介します。
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「DEATH NOTE」とは…


▲ハリウッドで実写映画化!『Death Note/デスノート』予告編

原作は、「週刊少年ジャンプ」にて2003年12月~2006年5月まで連載されていた漫画「DEATH NOTE」。

原作・大場つぐみ先生の凝ったストーリーと、小畑健先生の美しい作画で、大ブレーク!一躍人気作品となりました!

その人気はとどまることを知らず、アニメ化・ドラマ化・劇場版と、様々にメディアミックスされ、2017年にはハリウッド版まで製作!

また、小説化・舞台化・ゲーム化・トレーディングカード化といった、様々なメディアミックス展開も行われ、一大ブームを巻き起こしましました!

死神のノートから始まる物語


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「DEATH NOTE」それは、名前を書かれた人間を死なせる能力を持つ死神のノート。

死神・ リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、選ばれし天才による、壮絶な戦いが始まります!

成績抜群の優等生で、まさに非の打ち所がないエリート高校生「夜神月(ライト)」。正体不明の名探偵「L」。

「DEATH NOTE」を挟んで対峙する、個性的な登場人物たち。エキサイティングでミステリアスなストーリー。推理しても先の読めない展開に、何度も読み返してしまう中毒性。「僕は新世界の神となる!」「計画通り」などの、名ゼリフ。

「DEATH NOTE」は、間違いなく傑作です!

アニメは、クオリティの高さが素晴らしい!


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アニメ「DEATH NOTE」は 、「カードキャプターさくら」などを手掛けるマッドハウスが、アニメーション制作を担当。

監督は「進撃の巨人」を手掛けた荒木哲郎、シリーズ構成は『からくりサーカス』を手掛けた井上敏樹。キャラクターデザインは、「されど罪人は竜と踊る」の北尾勝が担当しています。

●声のキャスト
夜神月(CV. 宮野真守)
L(CV. 山口勝平)
リューク(CV. 中村獅童)
ニア(CV. 日高のり子)
メロ(CV. 佐々木望)
弥海砂(CV. 平野綾)
レム(CV. 斉藤貴美子)

原作に忠実に描かれているということで、ファンからも支持されているアニメ「DEATH NOTE」。

作画・演出ともにクオリティが高く、テンポも良いですね!声優の方々の演技力も素晴らしく、どの役もピタッとはまっています!OP・EDテーマも、「DEATH NOTE」の雰囲気を盛り上げてくれました。

もしも、うっかり見逃してしまったという方は、UーNEXTで、全話無料で見ることができますよ。スリリングな展開を、ぜひご覧ください!

OPは、ナイトメアの『the WORLD』


▲『the WORLD』PV / ナイトメア

アニメ「DEATH NOTE」初代OPは、ナイトメアの『the WORLD』。ドラムのRUKAが、作詞作曲を担当しました。

スリリングでドラマチックな楽曲。疾走感のあるサウンドが印象的です!

それでは、『the WORLD』の歌詞の一部を見てみましょう。

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果実が告げた未来
理性を忘れた街
黒く歪んだ現在を
夢、理想に変える

どうして?僕はこわれた救世主?
誰もが望んだ「終幕」を...

広がる闇の中 交わし合った 革命の契り
愛した故に芽生えた悪の花
これから先訪れるであろう全てを
誰にも邪魔させるワケにはいかない
いつか僕が見せてあげる
光り輝く空を
≪the WORLD 歌詞より抜粋≫
----------------

おぉ!これぞ「DEATH NOTE」!世界観にぴったりマッチしていて、グッと来ますね!

---------------
死神リュークのノートによって実現可能になった
望む未来 うす汚れて狂ってしまった現実を
理想の未来に変えよう

なぜ僕が犯罪者と同列に扱われるんだ?
醜い犯罪者の命を消し去ることは
みんなの望みだろう?

闇がうごめく現実の中 秘かに交わした契約
この世界を愛するが故に生まれた狂気
自身の邪魔になるものは すべて排除する
これから創り上げる「新世界」を
誰にも邪魔させたりしない

光輝く未来を 君にいつか見せてあげよう
僕(=夜神月)が築いた美しい「新世界」を
---------------

世界を変えるため、殺人者「キラ」となった夜神月(ライト)の底知れぬ「闇」と、強い決意を感じさせる歌詞。インパクトある曲調。

「光り輝く空を」のOP映像には、まるで神のごとく神々しい・夜神月の姿が…!
まさにこの歌は、自らを神とする、夜神月(ライト)のための楽曲です!

EDは、ナイトメアの『アルミナ』


アニメ「DEATH NOTE」初代EDは、これまた、ナイトメアの『アルミナ』です!

作詞作曲を担当した、ギターの咲人は「アルミナは酸化アルミニウムのことで、結晶になると混合物の違いでルビーとかサファイアになるんです。それを人間を構成する細胞に置き換えて。環境とか周りの影響みたいな混合物で、その人なりの結晶が生まれる」とコメント。



この楽曲もOP同様、主人公・夜神月(ライト)そのものですね!ドラマティックでメロディアス。愁いを帯びた、エンディングらしい楽曲です!

「ライトの正義」VS「Lの正義」


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「DEATH NOTE」を語る上で欠かせない存在の"ライト"と"L"!

主人公は夜神月(ライト)ですが、もう1人の主人公はLと言っても良いでしょう。殺人者「キラ」(=夜神月)と探偵「L」の頭脳戦はしびれます!

この2人には、それぞれの「正義」があります。

ライトの正義は「犯罪者を根絶やしにし、犯罪のない新世界を創る」こと。Lの正義は「どんな理由であれ、人を殺す者は犯罪者」だから許してはならないということ。

そう、この戦いは、言わば「正義と正義のぶつかり合い」なのです!

犯罪者なら殺してもいいのか? それとも法律を順守するべきなのか?あなたは、どちらの正義により共感しますか?

キラである「ライト」の視点で見るのか、探偵である「L」の視点で見るのか…。どちらを選ぶかで、見える景色がまるで違ってきますね!

「DEATH NOTE」に登場する、個性豊かな死神



「DEATH NOTE」において、ある意味ライトとL以上に欠かせない存在…それは「死神」です!

わざとノートを人間界へと落とした死神・「リューク」。好奇心旺盛で、退屈を嫌うリュークがデスノートを落としたのは、デスノートを持った人間を観察し、それを面白がるため。

…とすると、「DEATH NOTE」は「リュークの暇つぶしの物語」とも言えます!

「人間ってオモシロ!」と、ライトにくっついて回るリューク。でもそれは、デスノートを所有したライトの「相棒」などではなく、ただの「傍観者」。ただ観察対象を楽しんで見ているだけで、そこに友情や愛情は存在しません。

自分のために協力することはあっても、ライトのために動くことなどありえない…。いっそ、すがすがしいほどに自分本位。それが「リューク」なのです!

第2のキラが出現!?

対して、第2のキラ・弥海砂(ミサ)の持つ「デスノート」の元所有者・死神「レム」

レムは、ただひたすら海砂のために行動し続けます。内心は海砂を利用するライトが嫌いですが、ライトに思いを寄せる海砂を見守ります。

でも、そんな海砂への愛情をライトに利用され、最期を迎えてしまうレム……。レムは、最期の最期まで海砂のことを思っていました。

本作に大きな影響を与える2人の死神、対照的なリュークとレム。それぞれの死神の視点にたってみても、また違った風に、物語を楽しめますね!

大ヒット!映画版「DEATH NOTE」


▲DEATH NOTE デスノート the Last name

映画版は2006年に公開され、大ヒット!邦画史上で初めて、前後編が連続公開された映画です。

前編が「DEATH NOTE デスノート」、後編が「DEATH NOTE デスノート the Last name」。演じたのは、夜神月役・藤原竜也、L役・松山ケンイチ、リューク役・中村獅童。

この映画は松山ケンイチの出世作であり、藤原竜也にとっても代表作の1つ。また、中村獅童はそのインパクトで、アニメでもリューク役を務めました。

映画は、原作の第1部で完結。原作を深く読み込んだ上で再構築したのがわかるシナリオに、メリハリの利いた演出。素晴らしい人間ドラマとなっています。

しかも「デスノート the Last name」の結末は、漫画「DEATH NOTE」とは大きく異なるのです!「原作以上のラストだった」と言う人もいるほどの出来映え。

2008年には、スピンオフ作品「L change the WorLd」が公開。さらに2016年には、続編「デスノート Light up the NEW world」が公開され、ライトやLも登場しました。

2016年の映画主題歌を歌ったのは、あの歌姫!


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Dear diary
眠れない夜には
溢れる tears
おさせて見上げてる stars
≪Dear Diary 歌詞より抜粋≫
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2016年の映画「デスノート Light up the NEW world」の主題歌『Dear Diary』を歌ったのは、あの歌姫「安室奈美恵」です!

これまで「主題歌の力も借りて、世界へ」という思いから、映画版の主題歌には、海外アーティストの楽曲が起用されてきました。しかし、海外からも期待を寄せられる本作では「日本発、世界へを主題歌でも実践しよう!」と安室奈美恵の起用が決定!

主題歌『Dear Diary』のコンセプトは、映画タイトル「Light up the NEW world」。「ただ愛することや信じることが、世界に光を照らし、悲しみや痛みさえも強さや愛しさへと変えていく力を与えてくれる」という、まっすぐなバラードソングです。

佐藤信介監督は「現代を舞台に、その後の世界を描くこの映画には、現代特有の闇が支配しています。しかし、安室奈美恵さんの曲によって、この映画に、奥行きが与えられたような気がしました」とコメント。

東出も「最高の主題歌です。この一言に尽きます」と喜びを爆発させています。

ドラマティックに、そしてエモーショナルに歌い上げたバラードは、さすがの一言!素晴らしいですよ!

2020年、新しい「DEATH NOTE」がミュージカルになって甦る!


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2015年に初演が行われた「デスノート THE MUSICAL」。その「デスノート THE MUSICAL」が、オール新キャストで再演されることが決定!主演の夜神月役は、全国オーディションで選ばれました。

「デスノート THE MUSICAL」は、2020年1月に東京・豊島区立芸術文化劇場にて上演予定。地方公演・海外公演も予定されているとのこと。

また、2019年3月より、原作コミックス5巻表紙イラストの、主人公・夜神月とLの2人が手錠で繋がっているフィギュアの予約がスタートしました!

まだまだ、「DEATH NOTE」から目が離せませんね!「DEATH NOTE」についての最新情報は、以下でどうぞ。

最新情報はこちら!

●「デスノート THE MUSICAL」
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TEXT 有紀

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