あてもなく走はしる
はぐれた道みちの上うえ
たたき消けすカーステレオ
いつだって 燃もえたくて 裸はだかになって
暗闇くらやみの中なか
その両手りょうてを すり抜ぬける
頼たよりにされたくて
力ちからになりたくて
抱だきしめてあげたくて
ぶつかった 傷きずついた 逃にげたくなった
いつものように
いらなくなった約束やくそく
この夜よるのどこかで君きみの名なを呼よぶ風かぜが泣ないてる
この夜よるのどこかで君きみを見守みまもる灯あかりが揺ゆれる
この夜よるのどこかで君きみは震ふるえてる
見みなれた青白あおじろい
眉間みけんにシワのある
その顔かおと目めが合あった
いつまでも 味あじのしないガム噛かんだまま笑わらってる
捨すてもしないで
吐はき出だしたいのは 強つよがり
この夜よるのどこかで君きみの名なを呼よぶ風かぜが泣ないてる
この夜よるのどこかで君きみを見守みまもる灯あかりが揺ゆれる
この夜よるのどこかで君きみは震ふるえてる
心こころのどこかで 誰だれか泣ないてる
声こえも立たてずに
こぼれる涙なみだ あふれる想おもい
叫さけびたい嗄かれるまで
この夜よるの重おもさで つぶれてしまいそう
君きみが僕ぼくを見みてる
あてもなくatemonaku走hashiるru
はぐれたhagureta道michiのno上ue
たたきtataki消keすsuカkaーステレオsutereo
いつだってitsudatte 燃moえたくてetakute 裸hadakaになってninatte
暗闇kurayamiのno中naka
そのsono両手ryouteをwo すりsuri抜nuけるkeru
頼tayoりにされたくてrinisaretakute
力chikaraになりたくてninaritakute
抱daきしめてあげたくてkishimeteagetakute
ぶつかったbutsukatta 傷kizuついたtsuita 逃niげたくなったgetakunatta
いつものようにitsumonoyouni
いらなくなったiranakunatta約束yakusoku
このkono夜yoruのどこかでnodokokade君kimiのno名naをwo呼yoぶbu風kazeがga泣naいてるiteru
このkono夜yoruのどこかでnodokokade君kimiをwo見守mimamoるru灯akaりがriga揺yuれるreru
このkono夜yoruのどこかでnodokokade君kimiはha震furuえてるeteru
見miなれたnareta青白aojiroいi
眉間mikenにniシワshiwaのあるnoaru
そのsono顔kaoとto目meがga合aったtta
いつまでもitsumademo 味ajiのしないnoshinaiガムgamu噛kaんだままndamama笑waraってるtteru
捨suてもしないでtemoshinaide
吐haきki出daしたいのはshitainoha 強tsuyoがりgari
このkono夜yoruのどこかでnodokokade君kimiのno名naをwo呼yoぶbu風kazeがga泣naいてるiteru
このkono夜yoruのどこかでnodokokade君kimiをwo見守mimamoるru灯akaりがriga揺yuれるreru
このkono夜yoruのどこかでnodokokade君kimiはha震furuえてるeteru
心kokoroのどこかでnodokokade 誰dareかka泣naいてるiteru
声koeもmo立taてずにtezuni
こぼれるkoboreru涙namida あふれるafureru想omoいi
叫sakeびたいbitai嗄kaれるまでrerumade
このkono夜yoruのno重omoさでsade つぶれてしまいそうtsubureteshimaisou
君kimiがga僕bokuをwo見miてるteru