Dear close friend 歌詞 ヴィドール ふりがな付

いつもならもっと無口むくちな僕ぼくだけど
今日きょうは君きみともう少すこし話はなしたい 聴きいてくれるよね?

嬉うれしい日ひのはずがこんなにも悲かなしいのは
卒業そつぎょう その意味いみが少すこしずつ分わかってきたから

今日きょうでもう二度にどと会あえぬ友とももいる
サヨナラを言いわないままで「またね」手てを振ふるんだ

旅立たびだちの日ひ 悲かなしくない 流ながれないで ねえ涙なみだよ
あの時ときのケンカの訳わけ 忘わすれちゃったけど
謝あやまれずに 仲直なかなおりは 当あたり前まえに 君きみがいたから
でも今日きょうも ごめんねは 言いわないよ また会あおうね

自分じぶんを変かえたい 飛とび出だした家いえ 卒業そつぎょうして
自分じぶんの力ちからで 何なんだって出来できる気きがした

何なんの答こたえも 出でないままの日々ひび
孤独こどくだけ押おし寄よせる様ように 夢ゆめに程遠ほどとおき日々ひび

旅立たびだちの日ひ あれからもう 僕ぼくも君きみも 年としを重かさねた
あの時ときのケンカの訳わけ 思おもい出だしたんだ
忘わすれたまま 時ときが過すぎた いつも傍そばに 君きみがいたから
愚痴ぐちだって 喜よろこびだって 分わかち合あえた

君きみがいて強つよくいられた
君きみがいて笑わらっていられた
君きみが忘わすれさせてくれてた
本当ほんとうは変かわれない自分じぶんを

旅立たびだちから 時ときは流ながれ 僕ぼくも君きみも それぞれの道みち
あの時ときの ケンカの訳わけ 今いまだから言いえる
変かわりたくて いたのにね 「変かわらないね 昔むかしと同おなじ」
なんだかね 嬉うれしくて 嬉うれしくて

いつもならもっと無口むくちな僕ぼくだけど
今日きょうは君きみと目一杯話めいっぱいはなしたい 聴きいてくれるよね?