旌旗せいきを翳かざして進すすめ
荒野こうやを流浪るろうせしはぐれ雲ぐもども 兄弟けいていの契ちぎりを杯さかずきで
蒼翠そうすいの苔こけむす岩いわに腰こしを掛かけて交かわそう 夜よもすがら
神かみを欺あざむく夢ゆめに耽ふけりし絶望ぜつぼうと狂気きょうきの頂いただきに
居座いすわるのは偽いつわりの後継者こうけいしゃ かくも下卑げびたる地位ちい
傍かたわらには果はてた躯むくろ 過すぎし日ひの幸さちよ 消きえ失うせるな いつまでも
然さらば賢士けんし 清きよき獣けもの 悼いたみながらもおまえの心こころはしかと連つれて行いく
答こたえよ なぜ徒いたずらに儚はかなき命いのちを奪うばうのか
胸むねを切きり裂さかれ奪うばわれる者ものとなれ
夜よるを行ゆき進すすむ高鳴たかなる蹄ひづめと鎧よろう群衆むれ
近付ちかづく脅威きょういに罪つみの重おもさを知しれ
まやかし斬きらば道みちは開ひらかれん
我わが心こころの君きみ あなたの光輝こうきが陰気いんきに覆おおわれてゆくというのか
死しの口くちづけ 針はりが刻きざむ悪夢あくむは覚さめない されど今一度我いまいちどわれに力ちからを
誓ちかいを立たてよう 神かみとあなたに向むけて愛あいを掲かかげ
望のぞんだ安息あんそくの地ちを築きずき生いきていく
夜よるを行ゆき進すすむ高鳴たかなる蹄ひづめと鎧よろう群衆むれ
近付ちかづく脅威きょういに罪つみの重おもさを知しれ 己おのれの罪つみを知しれ
あなたか さもなくば死しか
旌旗せいきを翳かざして進すすめ
旌旗seikiをwo翳kazaしてshite進susuめme
荒野kouyaをwo流浪rurouせしはぐれseshihagure雲gumoどもdomo 兄弟keiteiのno契chigiりをriwo杯sakazukiでde
蒼翠sousuiのno苔kokeむすmusu岩iwaにni腰koshiをwo掛kaけてkete交kaわそうwasou 夜yoもすがらmosugara
神kamiをwo欺azamuくku夢yumeにni耽fukeりしrishi絶望zetsubouとto狂気kyoukiのno頂itadakiにni
居座isuwaるのはrunoha偽itsuwaりのrino後継者koukeisya かくもkakumo下卑gebiたるtaru地位chii
傍katawaらにはraniha果haてたteta躯mukuro 過suぎしgishi日hiのno幸sachiよyo 消kiえe失uせるなseruna いつまでもitsumademo
然saらばraba賢士kenshi 清kiyoきki獣kemono 悼itaみながらもおまえのminagaramoomaeno心kokoroはしかとhashikato連tsuれてrete行iくku
答kotaえよeyo なぜnaze徒itazuraにni儚hakanaきki命inochiをwo奪ubaうのかunoka
胸muneをwo切kiりri裂saかれkare奪ubaわれるwareru者monoとなれtonare
夜yoruをwo行yuきki進susuむmu高鳴takanaるru蹄hidumeとto鎧yoroうu群衆mure
近付chikaduくku脅威kyouiにni罪tsumiのno重omoさをsawo知shiれre
まやかしmayakashi斬kiらばraba道michiはha開hiraかれんkaren
我waがga心kokoroのno君kimi あなたのanatano光輝koukiがga陰気inkiにni覆ooわれてゆくというのかwareteyukutoiunoka
死shiのno口kuchiづけduke 針hariがga刻kizaむmu悪夢akumuはha覚saめないmenai されどsaredo今一度我imaichidowareにni力chikaraをwo
誓chikaいをiwo立taてようteyou 神kamiとあなたにtoanatani向muけてkete愛aiをwo掲kakaげge
望nozoんだnda安息ansokuのno地chiをwo築kizuきki生iきていくkiteiku
夜yoruをwo行yuきki進susuむmu高鳴takanaるru蹄hidumeとto鎧yoroうu群衆mure
近付chikaduくku脅威kyouiにni罪tsumiのno重omoさをsawo知shiれre 己onoreのno罪tsumiをwo知shiれre
あなたかanataka さもなくばsamonakuba死shiかka
旌旗seikiをwo翳kazaしてshite進susuめme