嫌いやになって放ほうり出だして
無駄むだになったことだって
手てで拾ひろって積つみ上あげた
それだけが 此処ここに在あったのです
悲かなしくて泣なき出だした その目めはまるで少女しょうじょ
手てで拭ぬぐっても 涙なみだがほろりとこぼれ落おちたのです
戸惑とまどって 焦あせった顔かおになって彼かれは固かたまって
それだって この世界せかいの要素ようそのひとつ
彼女かのじょが泣ないた理由りゆうにだって
日々ひびの濁にごった怠惰たいだにだって
僕ぼくの奥おくと奥おくで繋つながったような匂におい
誰だれかが持もった悪意あくいにだって
名なも知しらない街まちの夜よるにだって
ひどく塞ふさぎ込こんだ君きみとだって
繋つながって続つづいているのだろうか
それを調しらべてみよう
片道かたみちのバス 雨降あめふりの匂におい
子供達こどもたちは小ちいさな寝息ねいきを立たてて
それを君きみが眺ながめる顔かおも世界せかいの要素ようそのひとつ
彼女かのじょが泣ないた理由りゆうにだって
日々ひびの濁にごった怠惰たいだにだって
僕ぼくの奥おくと奥おくで繋つながったような匂におい
誰だれかが持もった悪意あくいにだって
名なも知しらない街まちの夜よるにだって
ひどく塞ふさぎ込こんだ君きみとだって
繋つながって続つづいているのだろう
そうだ
白しろく 白しろく塗ぬろう
嫌iyaになってninatte放houりri出daしてshite
無駄mudaになったことだってninattakotodatte
手teでde拾hiroってtte積tsuみmi上aげたgeta
それだけがsoredakega 此処kokoにni在aったのですttanodesu
悲kanaしくてshikute泣naきki出daしたshita そのsono目meはまるでhamarude少女syoujo
手teでde拭nuguってもttemo 涙namidaがほろりとこぼれgahororitokobore落oちたのですchitanodesu
戸惑tomadoってtte 焦aseったtta顔kaoになってninatte彼kareはha固kataまってmatte
それだってsoredatte このkono世界sekaiのno要素yousoのひとつnohitotsu
彼女kanojoがga泣naいたita理由riyuuにだってnidatte
日々hibiのno濁nigoったtta怠惰taidaにだってnidatte
僕bokuのno奥okuとto奥okuでde繋tsunaがったようなgattayouna匂nioいi
誰dareかがkaga持moったtta悪意akuiにだってnidatte
名naもmo知shiらないranai街machiのno夜yoruにだってnidatte
ひどくhidoku塞fusaぎgi込koんだnda君kimiとだってtodatte
繋tsunaがってgatte続tsuduいているのだろうかiteirunodarouka
それをsorewo調shiraべてみようbetemiyou
片道katamichiのnoバスbasu 雨降amefuりのrino匂nioいi
子供達kodomotachiはha小chiiさなsana寝息neikiをwo立taててtete
それをsorewo君kimiがga眺nagaめるmeru顔kaoもmo世界sekaiのno要素yousoのひとつnohitotsu
彼女kanojoがga泣naいたita理由riyuuにだってnidatte
日々hibiのno濁nigoったtta怠惰taidaにだってnidatte
僕bokuのno奥okuとto奥okuでde繋tsunaがったようなgattayouna匂nioいi
誰dareかがkaga持moったtta悪意akuiにだってnidatte
名naもmo知shiらないranai街machiのno夜yoruにだってnidatte
ひどくhidoku塞fusaぎgi込koんだnda君kimiとだってtodatte
繋tsunaがってgatte続tsuduいているのだろうiteirunodarou
そうだsouda
白shiroくku 白shiroくku塗nuろうrou