欺あざむくには 遅おそすぎて
囁ささやくには 愚おろかすぎて
その想おもいを月つきに映うつし 夜よるを渡わたる
人ひとはみんな 絶望ぜつぼうの
カゴの中なかで 暮くらす小鳥ことり
誰だれかが鍵壊かぎこわさないと 飛とべない
触ふれてすぐに 剥はがす唇くちびる
これは妄想ゆめ いつもの妄想ゆめ
波なみのように 抱だき寄よせられて
運命うんめいが崩くずれゆく音おとを聞きく
何度なんども見みた妄想ゆめ
でも今夜こんやは…
白しろか黒くろか 決きめるより
求もとめあって 失うしなうより
哀かなしくても今いまの方ほうが 不幸ふこうじゃない
輪廻りんねという マヤカシを
信しんじるなら せめて次つぎは
傷きずが痛いたむ季節きせつのない 異国どこかで
絡からめながら 迷まよう指先ゆびさき
それは罪つみ?それとも罠わな?
氷こおりだった 胸むねの炎ほのおが
溶とけだして燃もえだして瞳めを閉とじる
何度なんども見みた妄想ゆめ
でも今夜こんやは…
妄想ゆめじゃないことを
戻もどれないことを
二人知ふたりしってしまった
怖おそれていたもの
それはきっと
待まち焦こがれた光ひかりが 造つくる影かげ
触ふれてすぐに 剥はがす唇くちびる
そしてまた そっと触ふれて
波なみのように 抱だきしめあって
運命うんめいが崩くずれゆく音おとを聞きく
絡からめながら 迷まよう指先ゆびさき
それは罪つみ?それとも罠わな?
氷こおりだった 胸むねの炎ほのおが
溶とけだして燃もえだして瞳めを閉とじる
何度なんども見みた妄想ゆめ
でも今夜こんやは…
欺azamuくにはkuniha 遅osoすぎてsugite
囁sasayaくにはkuniha 愚oroかすぎてkasugite
そのsono想omoいをiwo月tsukiにni映utsuしshi 夜yoruをwo渡wataるru
人hitoはみんなhaminna 絶望zetsubouのno
カゴkagoのno中nakaでde 暮kuらすrasu小鳥kotori
誰dareかがkaga鍵壊kagikowaさないとsanaito 飛toべないbenai
触fuれてすぐにretesuguni 剥haがすgasu唇kuchibiru
これはkoreha妄想yume いつものitsumono妄想yume
波namiのようにnoyouni 抱daきki寄yoせられてserarete
運命unmeiがga崩kuzuれゆくreyuku音otoをwo聞kiくku
何度nandoもmo見miたta妄想yume
でもdemo今夜konyaはha…
白shiroかka黒kuroかka 決kiめるよりmeruyori
求motoめあってmeatte 失ushinaうよりuyori
哀kanaしくてもshikutemo今imaのno方houがga 不幸fukouじゃないjanai
輪廻rinneというtoiu マヤカシmayakashiをwo
信shinじるならjirunara せめてsemete次tsugiはha
傷kizuがga痛itaむmu季節kisetsuのないnonai 異国dokokaでde
絡karaめながらmenagara 迷mayoうu指先yubisaki
それはsoreha罪tsumi?それともsoretomo罠wana?
氷kooriだったdatta 胸muneのno炎honooがga
溶toけだしてkedashite燃moえだしてedashite瞳meをwo閉toじるjiru
何度nandoもmo見miたta妄想yume
でもdemo今夜konyaはha…
妄想yumeじゃないことをjanaikotowo
戻modoれないことをrenaikotowo
二人知futarishiってしまったtteshimatta
怖osoれていたものreteitamono
それはきっとsorehakitto
待maちchi焦koがれたgareta光hikariがga 造tsukuるru影kage
触fuれてすぐにretesuguni 剥haがすgasu唇kuchibiru
そしてまたsoshitemata そっとsotto触fuれてrete
波namiのようにnoyouni 抱daきしめあってkishimeatte
運命unmeiがga崩kuzuれゆくreyuku音otoをwo聞kiくku
絡karaめながらmenagara 迷mayoうu指先yubisaki
それはsoreha罪tsumi?それともsoretomo罠wana?
氷kooriだったdatta 胸muneのno炎honooがga
溶toけだしてkedashite燃moえだしてedashite瞳meをwo閉toじるjiru
何度nandoもmo見miたta妄想yume
でもdemo今夜konyaはha…