風かぜが吹ふき荒すさぶこの国くにの主あるじは
どうしていつも伏ふし目めがち 何なにか言いいたそう
部屋へやの片隅かたすみでぼんやり光ひかるテレビ
「あしたの天気てんきは曇くもりでしょう…」と誰だれかが呟つぶやいた
僕ぼくらは嘘うそつくよ 平気へいきで嘘うそをつくよ
でも正ただしい嘘うそのつき方かた 出来できているのかな
暗くらい路地裏ろじうらに白しろい雪ゆきが舞まい落おちる
疲つかれ果はてた街まちも嘘うそみたいにキラキラと輝かがやいて
飾かざりはいらないと話はなしてた女おんなの子こも
口紅くちべにを一塗ひとぬりして今日きょうはダーリンダーリンするのです
僕ぼくらは嘘うそつくよ 平気へいきで嘘うそをつくよ
でも正ただしい嘘うそのつき方かた 出来できているのかな
笑わらえたら 笑わらえたら 僕ぼくら笑わらい合あえるなら
冷つめたい手てを握にぎり締しめて そっと嘘うそつくよ
移うつりゆく時代じだいに惑まどわされぬように 僕ぼくらは歩あるいて行いかなくちゃ
夜よるの喧騒けんそうに差さし込こむ月光つきあかり 今宵こよいの街まちを優やさしく包つつむ
やるせない夕陽ゆうひより 信しんじれる朝日あさひを見みたい
だから少すこし夢ゆめを見みさせて 明日あしたへ向むかうため
笑わらえたら 笑わらえたら 僕ぼくら笑わらい合あえるなら
冷つめたい手てを握にぎり締しめて そっと嘘うそつくよ
今日きょうも僕ぼくたちは誰だれかに嘘うそつくけど
でもひとつつけない嘘うそがある 君きみのこと愛あいしてる
風kazeがga吹fuきki荒susaぶこのbukono国kuniのno主arujiはha
どうしていつもdoushiteitsumo伏fuしshi目meがちgachi 何naniかka言iいたそうitasou
部屋heyaのno片隅katasumiでぼんやりdebonyari光hikaるruテレビterebi
「あしたのashitano天気tenkiはha曇kumoりでしょうridesyou…」とto誰dareかがkaga呟tsubuyaいたita
僕bokuらはraha嘘usoつくよtsukuyo 平気heikiでde嘘usoをつくよwotsukuyo
でもdemo正tadaしいshii嘘usoのつきnotsuki方kata 出来dekiているのかなteirunokana
暗kuraいi路地裏rojiuraにni白shiroいi雪yukiがga舞maいi落oちるchiru
疲tsukaれre果haてたteta街machiもmo嘘usoみたいにmitainiキラキラkirakiraとto輝kagayaいてite
飾kazaりはいらないとrihairanaito話hanaしてたshiteta女onnaのno子koもmo
口紅kuchibeniをwo一塗hitonuりしてrishite今日kyouはhaダdaーリンダrindaーリンrinするのですsurunodesu
僕bokuらはraha嘘usoつくよtsukuyo 平気heikiでde嘘usoをつくよwotsukuyo
でもdemo正tadaしいshii嘘usoのつきnotsuki方kata 出来dekiているのかなteirunokana
笑waraえたらetara 笑waraえたらetara 僕bokuらra笑waraいi合aえるならerunara
冷tsumeたいtai手teをwo握nigiりri締shiめてmete そっとsotto嘘usoつくよtsukuyo
移utsuりゆくriyuku時代jidaiにni惑madoわされぬようにwasarenuyouni 僕bokuらはraha歩aruいてite行iかなくちゃkanakucha
夜yoruのno喧騒kensouにni差saしshi込koむmu月光tsukiakari 今宵koyoiのno街machiをwo優yasaしくshiku包tsutsuむmu
やるせないyarusenai夕陽yuuhiよりyori 信shinじれるjireru朝日asahiをwo見miたいtai
だからdakara少sukoしshi夢yumeをwo見miさせてsasete 明日ashitaへhe向muかうためkautame
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冷tsumeたいtai手teをwo握nigiりri締shiめてmete そっとsotto嘘usoつくよtsukuyo
今日kyouもmo僕bokuたちはtachiha誰dareかにkani嘘usoつくけどtsukukedo
でもひとつつけないdemohitotsutsukenai嘘usoがあるgaaru 君kimiのことnokoto愛aiしてるshiteru