人目忍ひとめしのんだ道みちに疲つかれ果はて
隠かくし通とおした夢ゆめから醒さめる
愛あいし合あってはいけないあなたを
宿やどの窓辺まどべからそっと見送みおくる
もしも私わたしが空そらに住すんでいたら
悲かなしみを集あつめて
雨あめを降ふらせるわ
人ひとは誰だれでもずぶ濡ぬれになって
いつかの青空あおぞらを思おもい出だすでしょう
月つきに一度いちどの逢瀬おうせを重かさねて
手てに入いれたものは偽名ぎめいと孤独こどく
あなたが襖ふすまを静しずかに締しめてく
そんな気遣きづかいがため息いきになる
もしも私わたしが空そらに住すんでいたら
ふしあわせな人ひとに
そっと 陽ひを射さすわ
頬ほほの涙なみだは触ふれられないけど
自分じぶんのその指ゆびで拭ぬぐう日ひが来くる
出逢であったこと 愛あいしたこと
そのすべては運命うんめいだと信しんじているけど…
もしも私わたしが空そらに住すんでいたら
悲かなしみを集あつめて
雨あめを降ふらせるわ
人ひとは誰だれでもずぶ濡ぬれになって
いつかの青空あおぞらを思おもい出だすでしょう
人目忍hitomeshinoんだnda道michiにni疲tsukaれre果haてte
隠kakuしshi通tooしたshita夢yumeからkara醒saめるmeru
愛aiしshi合aってはいけないあなたをttehaikenaianatawo
宿yadoのno窓辺madobeからそっとkarasotto見送miokuるru
もしもmoshimo私watashiがga空soraにni住suんでいたらndeitara
悲kanaしみをshimiwo集atsuめてmete
雨ameをwo降fuらせるわraseruwa
人hitoはha誰dareでもずぶdemozubu濡nuれになってreninatte
いつかのitsukano青空aozoraをwo思omoいi出daすでしょうsudesyou
月tsukiにni一度ichidoのno逢瀬ouseをwo重kasaねてnete
手teにni入iれたものはretamonoha偽名gimeiとto孤独kodoku
あなたがanataga襖fusumaをwo静shizuかにkani締shiめてくmeteku
そんなsonna気遣kidukaいがためigatame息ikiになるninaru
もしもmoshimo私watashiがga空soraにni住suんでいたらndeitara
ふしあわせなfushiawasena人hitoにni
そっとsotto 陽hiをwo射saすわsuwa
頬hohoのno涙namidaはha触fuれられないけどrerarenaikedo
自分jibunのそのnosono指yubiでde拭nuguうu日hiがga来kuるru
出逢deaったことttakoto 愛aiしたことshitakoto
そのすべてはsonosubeteha運命unmeiだとdato信shinじているけどjiteirukedo…
もしもmoshimo私watashiがga空soraにni住suんでいたらndeitara
悲kanaしみをshimiwo集atsuめてmete
雨ameをwo降fuらせるわraseruwa
人hitoはha誰dareでもずぶdemozubu濡nuれになってreninatte
いつかのitsukano青空aozoraをwo思omoいi出daすでしょうsudesyou