mint gum 歌詞 TRUSTRICK ふりがな付

君きみが一ひとつくれた mint gum の香かおり
少すこしずつ変化へんかする 風かぜに乗のって 目めに染しみるよ

うつむく横顔よこがおのライン 盗ぬすみ見みる仕草しぐさは
新あたらしいきっかけを 待まち侘わびていたよね
苦くるしい

暮くれ行ゆく蒼あおが怖こわいから 裾すそを引ひき走はしる 横断おうだん歩道ほどう
涙なみだを見みせてしまえば
何なにか変かわってしまうでしょ?
だから…

何なにか言いおうとしても ねぇ どれも違ちがう気きがした
耐たえられない無言むごんを 破やぶる小雨こさめの音おと
見上みあげて

踏ふみ切きり前まえで通とおせんぼ
午後ごご五時ごじ 刻きざむメトロノーム
ハードルみたいな安全あんぜんバー
二ふたつ並ならぶコンバース
そうだよ
君きみも、そうなんだね
いちばん早はやく気付きづいたんだ
いつから君きみしか見みてなかった?
誰だれも知しらないくらい 前まえから

変かわる事ことがなかった
今いまのこの景色けしきも 笑わらった意味合いみあいさえも
泣なきたいくらいに…

夕凪ゆうなぎ 迫せまる濃紺のうこんに 五線譜ごせんふ描えがく電線でんせん交差こうさ
君きみへと続つづく点線てんせんが いつか 矢印やじるしになればいい

暮くれ行ゆく蒼あおが怖こわいから 裾すそ口ぐち掴つかむ 横断おうだん歩道ほどう
深呼吸しんこきゅう
噛かみ締しめた mint
季節きせつは 言いう
「同おなじだよ」
まるで何なにか始はじまるみたいに