すきま風かぜが 揺ゆれている
どのくらい 歩あるいたのか
人並ひとなみに生いきたいだけ
人ひとにはそれがむずかしい
いつからか目めを閉とじた
あこがれは夢ゆめと知しって
片付かたづけをしなくちゃな
語かたるなら墓場はかばでもできる
近頃ちかごろは逃にげるのが
余あまりにも上手うまくなった
道みちを外はずれて思おもい出だすものもあるさ
覚おぼえたばかりの一ひとつ一ひとつを今いま
抱だきしめるよ
君きみに会あえてよかったなどと
ありきたりな言葉ことばで終おわるだろう
夏なつの終おわりの雨あめがつづく
どのくらい 歩あるけるだろう
朝露あさつゆが肌はだに凍しみる
出会であったころと違ちがう空そら
ありあまる退屈たいくつは
いつの間まにこれっぽっちに
シミになってずっと残のこるだろう
洗あらえばいいよって君きみはいうけど
秋あきの風かぜに朝あさが滲にじむ
ぼくらはこれでいいかな
笑わらいながら泣ないた夜よる
光ひかりが僅わずかにみえたから
秋あきが枯かれる 冬ふゆがみえる
もう今年ことしもあと少すこしだ
会あえてよかったな
今日きょうもあと少すこしだ
すきまsukima風kazeがga 揺yuれているreteiru
どのくらいdonokurai 歩aruいたのかitanoka
人並hitonaみにmini生iきたいだけkitaidake
人hitoにはそれがむずかしいnihasoregamuzukashii
いつからかitsukaraka目meをwo閉toじたjita
あこがれはakogareha夢yumeとto知shiってtte
片付kataduけをしなくちゃなkewoshinakuchana
語kataるならrunara墓場hakabaでもできるdemodekiru
近頃chikagoroはha逃niげるのがgerunoga
余amaりにもrinimo上手umaくなったkunatta
道michiをwo外hazuれてrete思omoいi出daすものもあるさsumonomoarusa
覚oboえたばかりのetabakarino一hitoつtsu一hitoつをtsuwo今ima
抱daきしめるよkishimeruyo
君kimiにni会aえてよかったなどとeteyokattanadoto
ありきたりなarikitarina言葉kotobaでde終oわるだろうwarudarou
夏natsuのno終oわりのwarino雨ameがつづくgatsuduku
どのくらいdonokurai 歩aruけるだろうkerudarou
朝露asatsuyuがga肌hadaにni凍shiみるmiru
出会deaったころとttakoroto違chigaうu空sora
ありあまるariamaru退屈taikutsuはha
いつのitsuno間maにこれっぽっちにnikoreppotchini
シミshimiになってずっとninattezutto残nokoるだろうrudarou
洗araえばいいよってebaiiyotte君kimiはいうけどhaiukedo
秋akiのno風kazeにni朝asaがga滲nijiむmu
ぼくらはこれでいいかなbokurahakoredeiikana
笑waraいながらinagara泣naいたita夜yoru
光hikariがga僅wazuかにみえたからkanimietakara
秋akiがga枯kaれるreru 冬fuyuがみえるgamieru
もうmou今年kotoshiもあとmoato少sukoしだshida
会aえてよかったなeteyokattana
今日kyouもあとmoato少sukoしだshida