逢あわぬ先さきから お別わかれが
待まっていました 北きたの町まち
行いかなきゃならない アリューシャン
行いかせたくない 人ひとなのに
どうせ私わたしは にしん場じょうの
街まちの夜風よかぜに 咲さいた花はな
こんどあなたの かえるまで
咲さいているやら いないやら
灯ともり凍いてつく ノサップの
海うみを北きたへと いそぐ船ふね
男おとこなりゃこそ 唇くちびるに
含ふくむ笑顔えがおも 辛つらかろう
雪ゆきに埋うもれた ハボマイにゃ
死しんだ親御おやごの 墓はかもある
飲のませてやりたや 好すきな酒さけ
あなた代かわりに 注そそがせてね
逢aわぬwanu先sakiからkara おo別wakaれがrega
待maっていましたtteimashita 北kitaのno町machi
行iかなきゃならないkanakyanaranai アリュaryuーシャンsyan
行iかせたくないkasetakunai 人hitoなのにnanoni
どうせdouse私watashiはha にしんnishin場jouのno
街machiのno夜風yokazeにni 咲saいたita花hana
こんどあなたのkondoanatano かえるまでkaerumade
咲saいているやらiteiruyara いないやらinaiyara
灯tomoりri凍iてつくtetsuku ノサップnosappuのno
海umiをwo北kitaへとheto いそぐisogu船fune
男otokoなりゃこそnaryakoso 唇kuchibiruにni
含fukuむmu笑顔egaoもmo 辛tsuraかろうkarou
雪yukiにni埋uもれたmoreta ハボマイhabomaiにゃnya
死shiんだnda親御oyagoのno 墓hakaもあるmoaru
飲noませてやりたやmaseteyaritaya 好suきなkina酒sake
あなたanata代kawaりにrini 注sosoがせてねgasetene