ごはんだよ 歌詞 chelmico ふりがな付

走馬灯そうまとうか、なんだこりゃ
チカチカ なんかの信号しんごうか
一瞬いっしゅんのシーン パッと花はな開ひらく
ひっぱたく
また羞恥心しゅうちしんとか罪悪感ざいあくかんとか後悔こうかいとか
真まっ逆さかさまに落おちる
またこれ、あれ、夢ゆめか?
どうかわからんが
たしかに見みたんだ聞ききいたんだ脳のうか目めか
あんときの私わたしを連つれてきてよ
薪たきぎくべり燃もやしてるおっさん
坊ぼうさんの冗談じょうだん聞きいて南無なむ
ツルツルの木きの玉たま 1000円えんで売うりつける
真夜中まよなかの公園こうえんにデカイキリン
本当ほんとうにいたんだよ 信しんじちゃくれないママ
ゲームの中なか 稼かせいだ3億おく 全部ぜんぶ泡あわ アワワワ～
眠ねむる直前ちょくぜん、今いまこれ寝ねてる?
耳みみのそばに誰だれか クレッシェンドで声こえが
なんかパクリばかり
テレビの中なかに人ひとがいっぱい
夢ゆめの国くに台風たいふう直撃ちょくげきだってさ
自分じぶんは誰だれだ?自分じぶんは誰だれだ?
さて、ここまで
どこまでが現実げんじつでしょうか?
夢ゆめの中なかの夢ゆめの中なかの夢ゆめ

夜よるに口笛くちぶえを吹ふくなよ
蛇へびが出でるぞ
おさない かけない しゃべらない
はなれない もどらない
その教おしえ守まもる

おやつにはポテチ
プールずる休やすみ
迷まよい込こんだ犬いぬ
食くったかさぶた うまい

「ごはんだよ」

ちんぷんかんぷん 4分ぷん半はん弱じゃくで
ああなんか思おもい出だしそう
1人ひとりにしないでねいつでも君きみのそばに
また来くるからねまた来くるよ
大切たいせつなことなのに なんで忘わすれてたの
おごれるひともひさしからず
ただはるのよのゆめのごとし

「ごはんだよ」

よく晴はれた日ひ 盗ぬすんだひよこは
誰だれにもバレないように
引ひき出だしにしまい 伴かぎをかけた
風邪かぜをひいた時ときの夢ゆめのよう
なつのひかりに現あらわれたやどかり
あなたにはきっと分わからない
私わたしだけのアポカリプス

もしもあの日ひに 戻もどれるなら
二に度どと同おなじ過あやまち繰くり返かえさない

お地蔵じぞうさんには神秘しんぴのパワー
架空かくうの墓はか 架空かくうの弔とむらい
どうしようもなかった
田舎いなかはやることが無ないから

的外まとはずれなこと言いった後あとは
シャワー で、頭あたま洗あらいながらワーーーッ!
消けしたい消けしたい消きえない消きえない
柔軟じゅうなん剤ざい フカフカのタオルでゴシゴシ
こすれど こすれど
ほつれろ ほつれろ
違ちがう事こと 違ちがう事こと
忘わすれよう 忘わすれよう
それが生いきることだと思おもい込こむ

人ひとが言いってたこと
内面ないめん化か これは自分じぶんの言葉ことば?
忘わすれた 最適解さいてきかい 真まっ赤かなポリ袋ぶくろ
あの音おとは嫌きらいさ Garbageにポイすると
記憶きおくごと自分じぶんの手てを離はなれる

夜よるに爪つめを切きるな
もう会あえなくなるぞ
おさない かけない しゃべらない
はなれない もどらない
その教おしえ守まもる

嘘泣うそなきをしたら 君きみと仲直なかなおり
ゆびきりげんまん うそついたら
はりせんぼんのーます
ゆびきった

蝶々ちょうちょむすび うまくできない
イラついて切きっちゃった

どこに行いくか分わからない電車でんしゃ
イラついて切きっちゃった
今いまとなりゃ全部ぜんぶ1人ひとりでできるよ
いらない 記憶きおく いらない
ほっといてよ
ねぇ

ちんぷんかんぷん 4分ぷん半はん弱じゃくで
ああなんか思おもい出だしそう
1人ひとりにしないでねいつでも君きみのそばに
また来くるからねまた来くるよ
大切たいせつなことなのに なんで忘わすれてたの
おごれるひともひさしからず
ただはるのよのゆめのごとし

「ごはんだよ」

4分ぷん前まえまでと後あとで
何なにもかもは変かわらないよ
こわくないよ 内容ないようないよ
聞きこえてくる

「ごはんだよ」