男おとこなんてが くちぐせの
ばかな女おんなが 恋こいをした
どうせ今度こんども 駄目だめなのと
笑わらいとばして 見みたものゝ
信しんじてみたい もう一度いちど
そっともらした 一人言ひとりごと
二に度どといやだが くちぐせの
ばかな女おんなが 恋こいをした
こんな私わたしが 恋こいなんて
出来できはしないと わるぶって
煙草たばこくわえた 口くちもとに
何故なぜか浮うかんだ 微笑えみ一ひとつ
春夏はるなつ秋あきと 時ときが過すぎ
二に度目どめの冬ふゆの ある夜よるに
肩かたに粉雪こなゆき うけながら
そっと立たたずむ もどり橋ばし
男otokoなんてがnantega くちぐせのkuchiguseno
ばかなbakana女onnaがga 恋koiをしたwoshita
どうせdouse今度kondoもmo 駄目dameなのとnanoto
笑waraいとばしてitobashite 見miたものtamonoゝ
信shinじてみたいjitemitai もうmou一度ichido
そっともらしたsottomorashita 一人言hitorigoto
二ni度doといやだがtoiyadaga くちぐせのkuchiguseno
ばかなbakana女onnaがga 恋koiをしたwoshita
こんなkonna私watashiがga 恋koiなんてnante
出来dekiはしないとhashinaito わるぶってwarubutte
煙草tabakoくわえたkuwaeta 口kuchiもとにmotoni
何故nazeかka浮uかんだkanda 微笑emi一hitoつtsu
春夏harunatsu秋akiとto 時tokiがga過suぎgi
二ni度目domeのno冬fuyuのno あるaru夜yoruにni
肩kataにni粉雪konayuki うけながらukenagara
そっとsotto立taたずむtazumu もどりmodori橋bashi