奴やつは小ちいさな町まちから町まちへと旅たびを続つづける
どこもかしこも好奇こうきの視線しせんに満みち溢あふれてる
それは肉体にくたいではなく 亡霊ぼうれい
恐怖きょうふに駆かられ 怯おびえる 眼差まなざし
誰だれも見みない
奴やつは移動いどうを余儀よぎなくされ 境界線きょうかいせんをゆく
誰だれもかれもが感謝かんしゃのセリフを聞ききたがってる
どこから来きたか 何者なにものなのか
寸断すんだんされた履歴りれきは宙ちゅうを舞まう
誰だれも見みない
轍わだちを振ふり返かえる ブレーキ痕こんだけが残のこる
かすかな記憶きおくと踊おどる
奴やつは「存在そんざいしないこと」を強しいられて生いきてる
いつの間まにやら無数むすうの名前なまえを身みに付つけている
消きえ入いりそうな声こえで話はなしかけ
万古不易ばんこふえきの笑顔えがおを繕つくろう
誰だれも見みない
奴やつはひなびた町まちから町まちへと旅たびを続つづける
誰だれもかれもが目めを伏ふせ 記憶きおくされることもない
これは追おわれる者ものだけの詩うた
何なにが不当ふとうかを知しる者ものだけの
誰だれも見みない
轍わだちを振ふり返かえる ブレーキ痕こんだけが残のこる
かすかな記憶きおくと踊おどる
轍わだちを振ふり返かえる ブレーキ痕こんだけが残のこる
かすかな記憶きおくと踊おどる
奴yatsuはha小chiiさなsana町machiからkara町machiへとheto旅tabiをwo続tsuduけるkeru
どこもかしこもdokomokashikomo好奇koukiのno視線shisenにni満miちchi溢afuれてるreteru
それはsoreha肉体nikutaiではなくdehanaku 亡霊bourei
恐怖kyoufuにni駆kaられrare 怯obiえるeru 眼差manazaしshi
誰dareもmo見miないnai
奴yatsuはha移動idouをwo余儀yogiなくされnakusare 境界線kyoukaisenをゆくwoyuku
誰dareもかれもがmokaremoga感謝kansyaのnoセリフserifuをwo聞kiきたがってるkitagatteru
どこからdokokara来kiたかtaka 何者nanimonoなのかnanoka
寸断sundanされたsareta履歴rirekiはha宙chuuをwo舞maうu
誰dareもmo見miないnai
轍wadachiをwo振fuりri返kaeるru ブレbureーキki痕konだけがdakega残nokoるru
かすかなkasukana記憶kiokuとto踊odoるru
奴yatsuはha「存在sonzaiしないことshinaikoto」をwo強shiいられてirarete生iきてるkiteru
いつのitsuno間maにやらniyara無数musuuのno名前namaeをwo身miにni付tsuけているketeiru
消kiえe入iりそうなrisouna声koeでde話hanaしかけshikake
万古不易bankofuekiのno笑顔egaoをwo繕tsukuroうu
誰dareもmo見miないnai
奴yatsuはひなびたhahinabita町machiからkara町machiへとheto旅tabiをwo続tsuduけるkeru
誰dareもかれもがmokaremoga目meをwo伏fuせse 記憶kiokuされることもないsarerukotomonai
これはkoreha追oわれるwareru者monoだけのdakeno詩uta
何naniがga不当futouかをkawo知shiるru者monoだけのdakeno
誰dareもmo見miないnai
轍wadachiをwo振fuりri返kaeるru ブレbureーキki痕konだけがdakega残nokoるru
かすかなkasukana記憶kiokuとto踊odoるru
轍wadachiをwo振fuりri返kaeるru ブレbureーキki痕konだけがdakega残nokoるru
かすかなkasukana記憶kiokuとto踊odoるru