ロックダウン・ブルース 歌詞 ソウル・フラワー・ユニオン ふりがな付

うち寄よせられた 沈黙ちんもくの街まちに
忘却ぼうきゃくの果はての 亡霊ぼうれいが駆かける

飢うえた斧おのが 振ふりかざされ
朝霜あさしもの底そこで 睨にらみを 利りかす

組くみ伏ふせられた 恐慌きょうこうの街まちに
抜ぬけ目めのない 贋作がんさくが並ならぶ

石いしつぶてが 墓標ぼひょうを打うつ
「ムラの掟おきてを忘わすれるな」 いつも

歌うたは続つづく つんのめっても やるせなさを かき分わけてく
孤立こりつしても 腹はらばいでも 傷きずを負おっても

地ちの底そこから 名なもなき詩人しじんの唄うたが響ひびく
地ちの果はてから 名なもなき詩人しじんの唄うたが響ひびく

積つみ上あげられた 魂魄こんぱくの街まちを
甘美かんびな声こえの 扇動せんどうが包つつむ

逆流ぎゃくりゅうする 無限むげんの夜よる
月つきは今いまも頭上ずじょうにある いつも

歌うたは続つづく つんのめっても やるせなさを かき分わけてく
孤立こりつしても 腹はらばいでも 傷きずを負おっても 行いき詰づまっても
歌うたは続つづく つんのめっても やるせなさを かき分わけてく
孤立こりつしても 腹はらばいでも 傷きずを負おっても