恋の着火マン 歌詞 あべりょう ふりがな付

燃焼ねんしょうは 熱ねつと光ひかりを伴ともなう 酸化さんか反応はんのう
その現象げんしょうを 五感ごかんで感かんじ取とると 人ひとは
経験的けいけんてきにそれを 火ひと認識にんしきしちゃう
火ひの意味いみ知しらず 恋こいの炎ほのおに身みを焦こがす

恋こいとは 他人たにんが出会であい 混まざり合あい 抱だきしめ合あうことで
分子ぶんし離はなれた気体きたい 混まざる液体えきたい 結合けつごうした個体こたい
これを恋こいの いや 物質ぶっしつの三さん態たい+1と 呼よんで
燃焼ねんしょうは 個体こたい・液体えきたい・気体きたいと プラズマへの変遷へんせん

恋こいの3役やくは 相手あいてと キミの きっかけの 着火ちゃっかマン
燃もえるモノと 酸素さんそと 着火ちゃっかマンが 出会であうと燃もえちゃう
これを恋こいの いや 燃焼ねんしょうの3要素ようそと 呼よんでいる
炭素たんそは 酸素さんそと燃もえて 二酸化にさんか炭素たんそに組くみ替かわる

寂さびしくて 不安定ふあんていなキミ ココロに火ひを灯ともすのは誰だれ
炭素たんそと水素すいそで出来できた ろうそくの芯しんに 火ひをつける 着火ちゃっかマン
頑かたくななココロが溶とけだし カレと二人ふたりで燃もえ上あがり
個体こたいのろう液化えきかし 芯しん伝づたい 気化きかして 酸素さんそと化合かごうする

炭素たんそなキミ 酸素さんそに恋こいし 炭素たんそなボク残のこし 飛とんでく
不完全ふかんぜん燃焼ねんしょうなボクは 黒体こくたい放射ほうしゃ 真まっ赤かに怒おこる
ソロキャンプし 焚たき火び見みつめる 寂さびしいボクは つぶやいたよ
彼女かのじょは恋こい ボクは嫉妬しっとの 炎ほのおに身みを焦こがしています

女おんなは安定あんていを望のぞみ より強つよい結むすびつき求もとめて
男おとこは女おんなを不安定ふあんていに解とき放はなち より強つよい結合けつごうに組くみ換かわろうと 誘さそい出だす
物質ぶっしつも安定あんていを望のぞみ より強つよい結むすびつき求もとめて
火ひは分子ぶんし結合けつごうを切きって解とき放はなち より強つよい結合けつごうに組くみ換かえて 怪あやしく光ひかる

燃焼ねんしょうは 熱ねつと光ひかりを伴ともなう 酸化さんか反応はんのう
その現象げんしょうを 五感ごかんで感かんじ取とると 人ひとは
経験的けいけんてきにそれを 火ひと認識にんしきしちゃう
掴つかめず 重おもさもない だけど確たしかにそこにある

燃焼ねんしょうは 熱ねつと光ひかりを伴ともなう 酸化さんか反応はんのう
その現象げんしょうを 五感ごかんで感かんじ取とると 人ひとは
経験的けいけんてきにそれを火ひと 認識にんしきしちゃう
火ひの意味いみ知しらず 嫉妬しっとの炎ほのおに身みを焦こがす