空中合唱 歌詞 mekakushe ふりがな付

生うまれたときのあたたかさとか 覚おぼえてるから寂さびしくなる
さわれないほど柔やわらかくなった わたしの命いのちは腐敗ふはいしてた

空中くうちゅうに浮うかんでる ふわりふわり浮ういてる
わたしは世界せかいの向むこう側がわ
空中くうちゅうに浮うかんでる 淡あわい期待きたいしてる
わたしは世界せかいの向むこう側がわにいる

12時じすぎて 魔法まほうが解とけて 世界せかいの全すべてを理解りかいしたよ
信しんじることは 諦あきらめること それでも多分たぶん、愛あいしてるよ

空中くうちゅうに浮うかんでる ふわりふわり浮ういてる
あなたの背丈せたけを追おい越こして
空中くうちゅうに浮うかんでる あまいあまい平熱へいねつ
歪ゆがんだ世界せかいを俯瞰ふかんしている

最低さいていにつかってる 命いのちが揺ゆれてる
わたしは世界せかいの向むこうから
ぼーっと見みつめてる 草木くさきが揺ゆれてる
すべてを許ゆるせてしまう空そら

空中分解くうちゅうぶんかいする 何なにもかも無なくなる
わたしは世界せかいの向むこう側がわ

暗くらい暗くらい地下鉄ちかてつ 淡あわい淡あわい惜別せきべつ
曖昧あいまいが全すべてとわかってる

空中くうちゅうに浮うかんでる ふわりふわり浮ういてる
わたしはいつでも不幸ふこうだ、と最低さいていにつかってる

生うまれたときのあたたかさとか
覚おぼえてるから今日きょうも生いきる