思入り 歌詞 のうじょうりえ ふりがな付

高校こうこうのとき付つき会あってた子この家いえの近ちかくに
あの子こは住すんでいて
あの頃ころの景色けしき 今いまの景色けしき
見みた目めは同おなじ 見みえ方かたは違ちがい

誰だれにも嫌きらわれたくなかった
周まわりと同おなじでいなきゃいけなかった
変かわったのは私わたしを見みるあなたか
あなたを見みる私ひそか

お世話せわになった先生せんせいの名前なまえも
忘わすれたけれど この気持きもちは覚おぼえてる
思おもいを出だして 思おもいが入はいる
大切たいせつな想おもい 増ふえていく

東京とうきょうの暮くらしは楽たのしいが
何なにか置おいてきたような気きもして
久々ひさびさに故郷こきょうに帰かえり思おもった
わたしは全部ぜんぶ持もってきたみたい

両りょう思おもいになれるマンホール踏ふんで
勝手かってに自己満足じこまんぞくして
満足まんぞくしたらそこまでだって
ずっと分わかってる

好すきだったあの子この誕生たんじょう日び
同おなじ手帳てちょうに また違ちがう誕生たんじょう日び
思おもいを出だして 思おもいが入はいる
大切たいせつな人ひと 増ふえていく

あの頃ころのわたしへ
この景色けしきは 君きみが思おもうよりとても素敵すてきだ
辛つらい事こともあるだろうが
無駄むだな事ことは1つもない

忘わすれようとしなくていい
記憶きおくは君きみをまた育そだてるから
思おもいを出だして 思おもいが入はいる
人ひとは大人おとなになっていく

たくさんの思おもいが重かさなり
大切たいせつなものは増ふえる