浮世世界 歌詞 戦国アニマル極楽浄土 ふりがな付

君きみにとって今いまが夢ゆめならば叶かなうように願ねがいを込こめて
手てを取とって願ねがう誰だれも傷いたまぬ
そんな世界せかいがいいんだ

風かぜになぞり振ふられた手ての先さきで項垂うなだれ咲さいた対ついの花はな
「加害者かがいしゃね」「いえ被害者ひがいしゃね」
評論家気取ひょうろんかきどりの石頭いしあたま
掴つかみそこねた導火線どうかせんだらけの花束はなたばに火ひを付つけた
「これでいいの？」「これでいいの」
君きみが見みてた夢ゆめを見みるの

たとえ目めが覚さめて忘わすれたとしても
いつかまた思おもい出だせるまで

そこに在あるべき光景こうけい 虹にじが染そめ上あげた
個この創生そうせい 神秘しんぴの隅すみで
手てに取とって願ねがう誰だれも傷いたまぬ
自由じゆうでいればいいんだ

歪いびつな形かたちの積つみ木きを自分じぶんの手てで削けずって整ととのえるの
一ひとつだけ、もう一ひとつだけ
どこまでも届とどけと重かさねるの

たとえ揶揄やゆされる言ことの葉はを見みても
いつか目めに物見ものみせてあげる

ここに在あるべき光景こうけい 幾度積いくどつみ上あげた
二度にどとない奇跡きせきの時ときを
手てを取とって願ねがう誰だれも傷いたまぬ
そんな世界せかいがいいんだ

意味いみがないとかわからないとか
憂うき世離よばなれ一人足掻ひとりあがいてた
駆かける火ひの先さきの出会であいが色褪いろあせぬように

君きみにこの夢ゆめを託たくすから
私わたしにも夢ゆめを預あずけて？
徒然つれづれならぬ今いまを往ゆくんだ
誓ちかう叶かなえるまで

浮世離うきよばなれしたこの生せいを最後さいごまで進すすみぬくから
軌跡きせきを残のこして語かたり継つぐんだ、次つぎの世界せかいまで
この光景こうけいこそが積つみ上あげた奇跡きせきの連続れんぞくだから
手てを取とって願ねがう誰だれも傷いたまぬ
そんな世界せかいがいいんだ

進すすめこの先さきへ