生活 歌詞 のうじょうりえ ふりがな付

わたしの知しらない所ところで
鳩はとが勝手かってに飛とび立たって
わたしの知しらない所ところで
蜘蛛くもが家いえの間あいだに糸いとを張はって

紅茶こうちゃにミルクを入いれて落おちていく様さまが
あまりに綺麗きれいで
混まぜるのをやめて、そのまま眺ながめていたい
生活せいかつの中なかに ただ君きみが
溶とけ込こんでしまうのが 悲かなしくて

歌うたっていても 遊あそんでいても 働はたらいていても
わたしがいても いなくても
君きみがいても いなくても
生いきて活いくという事こと
どうしても 生活せいかつは続つづく

わたしの知しらない所ところで
猫ねこが勝手かってに住すみついて
わたしの知しらない所ところで
トカゲがケージを歩あるき回まわって

横断おうだん歩道ほどうの白しろい部分ぶぶんを
踏ふんで遊あそんでた子供こどもみたいに
周まわりのものが新あたらしくて、楽たのしく感かんじていたい
通学路つうがくろみたく
君きみを通とおるのが 悲かなしくて

風邪かぜをひいても 電車でんしゃが止とまっても 気きが乗のらなくても
わたしがいても いなくても
君きみがいても いなくても
生いきて活いくという事こと
どうしても 生活せいかつは続つづく

朝あさも夕方ゆうがたも見みた目めは変かわらない
何なんにも縛しばられなければ どっちでも良いいんだ
1日にちが40時間じかんくらいになったらな
あれもこれも 出来できるようになるのに
いやそうじゃなくて
あれもこれも やらなきゃいけなくなるのか

歌うたっていても 遊あそんでいても 働はたらいていても
生活せいかつに置おいていかれても
生活せいかつに追おわれ逃にげたくなっても

生いきるために息いきをして
息いきをする度たび生いきようとして
結局けっきょく1人ひとりでは生いきていけなくて
いつも誰だれかに支ささえられて

あなたのおかげで生いきられて
あなたの為ために息いきをする
そうして 生活せいかつは続つづく