片付かない部屋 歌詞 のうじょうりえ ふりがな付

缶かんビールの飲のみかけをこぼして
わたしの嫌きらいな匂においがした
バタバタ身支度みじたくをして イライラ舌打したうちをして
部屋へやで寝ねている君きみを後あとにした
綺麗きれいなままにしておけば 誰だれも傷付きずつかないのに
散ちらかって 汚よごれて 自分じぶんの気持きもちも
いつからか分わからなくなった

片付かたづかない部屋へや
一生いっしょう詰つまったままの風呂場ふろばのような
片付かたづかない心こころ
足あしの踏ふみ場ばもないこの部屋へやのような

いらないものは思おもっていたより
沢山たくさんあった あれ、どこにやったかな
本当ほんとうに大切たいせつなものは側そばにあって
探さがす必要ひつようもなかったんだ

失うしなうものなんてないと思おもってた
母かあさんに散々さんざん言いわれても
捨すてられなかった宝物たからものみたいに
ずっと取とっておきたいものを見付みつけたよ

片付かたづかない部屋へや
君きみに怒おこられて部屋へやの服ふくは畳たたんでやったよ
片付かたづきそうな心こころ
君きみに出会であって顔かおのシワは増ふえたよ

いらないものは金曜きんようの朝あさに出だして
水曜すいようには2人ふたりで飲のんだ空あき缶かんを出だそう
毎日まいにち 毎週まいしゅう 溜たまっていって
結局けっきょく片付かたづかなくて
2倍ばい散ちらかった この

片付かたづかない部屋へや
例たとえばゆるい幸しあわせが だらっと続つづいたとして
片付かたづけてくれた心こころ
キミは悪わるい芽めも摘つんでくれるから

片付かたづかない部屋へや
今いまではただ散ちらかっただけじゃなくて
片付かたづいた心こころ
2人ふたりの想おもい出でが散ちらばった
片付かたづかない部屋へや