小舟 歌詞 Dannie May ふりがな付

寂さびしさの訳わけを考かんがえてみれど
分わからないや 分わからなくて
己おのれの感情かんじょうはおれのものなのか
悩なやましいんだ そんな夜よるだ

お前まえの笑えみはホンモノか
ただただ流ながされ生いきてはいないか
ありのままの姿すがたか

ハイボールがぽつり虚むなしくなった
酔よって電話でんわをひたすらかけ
a.m.3:30 ひとりになった
透明とうめいな空気くうきに身みを寄よせるんだ

いっそカーテンにうずくまり
そのまま同化どうかしてしまいたい
朝日あさひを浴あび 風かぜに揺ゆられて
そのまま時ときを過すごしてゆきたい

虚むなしさの訳わけを考かんがえてみれど
自己嫌悪じこけんおで苦くるしいから
トドメを刺さされぬように知しらず知しらずのうちに
酒さけを飲のむんだ そんな夜よるだ

騙だまし騙だましで来きたけれど
それが人ひとに誇ほこれる生いき様ざまなのか
そのまま生いきて行いくのか

才能さいのうがリアルな秤はかりになった
待まってくれよと弱音よわねを吐はき
a.m.3:30 ひとりになった
どうせおれなんかは朽くち果はてるんだ

いっそカーテンにうずくまり
そのままどうかしてしまいたい
朝日あさひを浴あび 風かぜに揺ゆられて
静しずかな日々ひびをゆらゆらしてたい

荷物にもつ下おろせば軽かるいけど
ただただ空からっぽになってしまうから
まだ靴紐くつひもは結むすぶが

ハイボールがぽつり虚むなしくなった
酔よって電話でんわをひたすらかけ
a.m.3:30 ひとりになった
透明とうめいな空気くうきに身みを寄よせるんだ

いっそカーテンにうずくまり
そのまま同化どうかしてしまいたい
月日つきひが経たち 振ふり返かえる時とき
やわらかな風かぜがそこにありたい